一人暮らし/一人暮らしの収納術

家事がラクになる。暮らしの新習慣の作り方

一人暮らしも長くなると、すでに身についてしまった習慣を変えるのは難しいことがあります。また、初めての一人暮らしでは、家事をどのように進めたらいいのか上手く掴めない人も多いかもしれません。そこで今回は、より気持ちよく暮らすための家事の新習慣を身につけるためのヒントをお届けします。

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド

一人暮らしも長くなると、「こんなふうに暮らしたい」「なんとなく暮らしにくいんだけど……」と思っていても、すでに身についてしまった習慣を変えるのは難しいことがあります。でも、本当はやりたいのにできていないことがあると、なんだかモヤモヤしてしまうもの。

また、初めての一人暮らしでは、日々こなさなければならない家事をどのように進めていったらいいのか、上手く掴むことができずにいる人も多いかもしれません。

そこで今回は、より気持ちよく暮らすために、家事の新習慣を身につけるためのヒントと、料理・掃除・片づけの具体的な方法について提案します。

時間・やり方・考え方を変えてみよう

一人暮らし

「家事が上手くできない…」とお悩みなら、今までのこだわりを捨てて、新年から新しい習慣を始めてみましょう

私は片づけ下手です。自分の性格を考えると、大ざっぱで面倒くさがりや。収納の中まで誰に見られても恥ずかしくないほどピシッと整えた暮らしに憧れがあり、これまで様々な整理術の本を読み、それに倣って、様々な方法を試してきました。そこで一時は整理整頓に励むものの、でも、しばらくすると元通り。

何度か繰り返してわかったのは、結局自分の性格から考えれば、「中を開けられても平気なほど整理整頓された収納は自分には向かない」ということ。モノが収納内に収まって、そこが目に触れないのであれば、その中がゴチャついていても気にしない。ただし、いくらピシッと整えなくても、「使いにくい、探しにくい」という状態になったら、モノを減らす、というルールにしました。

そうしたら、気持ちがスッキリ。むしろモノが減って、部屋もスッキリし、片づけやすくなりました。理想通り……ではないけれど、決して悪くない結果です。

自分の意思の力だけで、理想通りに暮らすことはなかなか難しい。でも、自分の性格に合うルールであれば、ラクして良い結果につながることもあります。そのために、考えてほしいのが次の3つ。

■時間orタイミングを変える
■やり方を変える
■考え方を変える


「お母さんはこうしていたから」「家族で暮らしていたときは、こうだった」「こうした方がいいと本に書いてあった」というルールでスタートすると、一人暮らしの場合は上手くいかずに苦しむこともあります。でも、そこで「私には無理」とただ放り投げてしまうだけだと、人の目がない分、だらしなくなりすぎてしまうこともあります。

次のページからは、上手くいかない家事を変える方法を箇条書きでいろいろと紹介しています。中には相反するものもありますが、性格や生活ペース、暮らし方は人それぞれなので、人によって全く逆のやり方の方がしっくりする場合もあります。自分に合いそうなものがあれば、これまでの思い込みをちょっと横にずらして、気軽に取り入れてみてください。

次のページからは、料理をラクにする新習慣をご提案します。あなたに合うものは見つかりますか?
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