タイ/タイ北部・チェンマイ

チェンマイへのアクセス(2ページ目)

タイの古都と呼ばれている北部の都市チェンマイは、少数民族たちも暮らす山々、そして街中に点在する古い寺院、周辺国の影響を受けて独特の文化が反映された建物など観光客にとって魅力的な街です。そして最近では若い世代のタイ人アーティストたちのクリエイティブな活動の場所としても知られています。今回はバンコクから約700キロ北にある観光都市チェンマイのアクセス方法(飛行機、タイ国鉄、長距離バス)をご紹介します。

執筆者:清水 千佳

長距離バス

所要10時間程度で電車よりも早く、遅れることはほとんどありません。長距離バスと一言で言っても政府系のバス会社と旅行会社が出しているバスで分かれています。

■政府系バス
モーチット

バスステーションは時期を問わずいつもごった返しているので時間に余裕をもって行ってもらいたい

政府系バス(トランスポート社)はバンコクの北バスターミナル(モーチットバスステーション)からチェンマイアーケードバスターミナルまでの運行。北バスターミナルはBTSのモーチット駅、MRTガムペーンペット駅近くにありますが、徒歩では時間がかかるのでタクシーで行くと良いでしょう(所要時間5分弱)。

長距離バスも飛行機や電車のようにクラスがいくつか分かれていて、1番快適なのはVIPバス。リクライニングも付いていてトイレも車内にあり長時間移動の場合はこのクラスをおすすめします(800バーツ前後:約2080円)。普通クラスバスはリクライニングがないので体力に自信のある若者向けかもしれません(約500バーツ前後:1300円)。チケットはバスターミナルでの購入になるので、早めに到着を。


 

■旅行会社のバス
旅行会社のバスの多くはバンコク市内のバックパッカーの聖地カオサン通りから。カオサン通りに数え切れないほどある小規模の旅行会社でチケットを購入。料金は各社によって異なりますが400バーツ(約1040円)前後。欧米人のバックパッカーが多く、独特の雰囲気があるのでバックパックに慣れている人向きでしょう。

長距離バス

タイ人に人気の高いバス会社ナコンチャイエア(エアという社名についているが航空会社ではなくバス専門会社)

ナコンチャイエアというバス会社も1日18本運行しています。VIPバス並の快適さ、予約のしやすさから人気。料金はクラスによって異なりますが、650~875バーツ前後(約1690~2275円)。

電話予約も可能でナコンチャイエアのコールセンターにかけると予約番号が口頭で伝えられます。その番号を近くのセブンイレブンで伝え、バスチケットを発行してもらう流れ。チケットには名前と席番号が入っています。乗り場は北バスターミナル(モーチットバスステーション)から車で5分位なので、駅からはタクシーで。

<DATA>
■NAKHONCHAI AIR
TEL:02-936-0009
営業時間:6:00~24:00
タイ語・英語
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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