テクノポップ/アーティストインタヴュー

ウクライナのmamamusic CEO(3ページ目)

これまでウクライナポップの取材をしてきましたが、そのきっかけとなったウクライナのレーベル、mamamusicのCEO、ユリー・ニキティンにインタヴュー。レーベルには、既にインタヴューに登場した ヴェルカ・セルデューチカ、NikitAも在籍。 第一人者と呼べるウクライナの歌姫、イリナ・ビィルクも在籍。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

mamamusic設立

ガイド:
いつmamamusicを設立したのですか?

ユリィ:
annaandyuriy

アンナとユリィ

1999年です。メジャーレーベルが後に自分たちの発明だとクレームしていますが、mamamusicは360度モデルで運営されたウクライナでの最初のレコード会社です。僕たちがしたかった最初の事は、マネジメント構造の構築。ブッキングエージェンシーなどのインフラが無かったから、mamamusicはマネージメント、ブッキング、レコーディング、プロモーションなどのアーティストに関する全ての事を始めたのです。

ガイド:
初期のmamamusicには、どんなアーティストがいたのですか?

ユリィ:
5組のアーティストは今も在籍しています。ヴェルカ・セルデューチカ、イリナ・ビィルク、NikitA、NeAngelyそしてオリガ・ゴルバチョワ。

ガイド:
mamamusicが設立される前から、ヴェルカは既に活動していたと理解していますが、ヴェルカはどのようにmamamusicに参加したのですか?

ユリィ:
ヴェルカのキャラクターは、1991年に生まれました。僕たちは1996年に一緒に仕事を始めました。既に挙げた5組以外にもコラボという形で他のアーティストたちともやってきましたが、この5組が360度モデルとしてのアーティストです。

ガイド:
僕は、あなたの会社の名前が気に入っています。mamamusicという名前はどこから来たのですか?

ユリィ:

3人が同時にこの名前を提案したんだ。mamamusicそのものではないけど、mamaを含む名前をね。イリナとオリガは同じ名前を言ったんだよ。実際、イリナは、その時期に赤ちゃんがお腹にいたんだ。マネージメントとして、mamaはアーティストの面倒を見る役目。だから僕たちの会社の内容に実際近い。
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