官也街(クーニャストリート)概要
多くの観光客で賑わう官也街(南側から北側方向を写す)
細いストリートの両側に小さな店が建ち並ぶ
官也街はタイパビレッジの中心に位置する、およそ南北150メートルの長さのストリート。欧文読みではクーニャストリート、広東語ではグンヤァガイと呼ばれます。ストリート両側には小さな土産店、レストランなどがズラリと並び、週末は多くの観光客で大賑わい。最近、どんどん人気観光地化が進み、両替店や外国資本のジュエリーショップやカフェなども進出しています。
タイパビレッジ全体記事はこちら>>
タイパビレッジ
官也街のレストラン・お土産
官也街ストリート看板は記念撮影にぴったり
古くから人気観光名所として知られた場所で、実はここがマカオ初めて歩行者天国になった場所だそう。主に中国本土、香港、そして日本からの観光客が多く、そのお目当ては「グルメ」といわれています。官也街には高級レストランはありませんが、大衆向けの老舗マカオ料理、広東料理店、B級グルメの数々が魅力といわれており、ガイドブックを片手にお見せ巡りをする姿を多く見かけます。官也街を中心に、左右に網の目のように広がる細い路地にも店が増えつつあるので、路地裏探索してみるのもいいかもしれません。店の前に人だかりや行列ができているところが人気店の証。目当ての店が決まっていなければそういったお店にトライしてみましょう。
以下、各住所欄の「○」は、「乙」と「水」を組み合わせた文字です。
定番のマカオ料理レストラン、ガロ
1987年オープンで日本人にも人気の高いポルトガル料理店「ガロ」
テイクアウトスイーツ「モックイーケイ」
官也街の
マカオ料理(ポルトガル料理)店といえば、官也街のストリート南側で大きな雄鶏の看板とノスタルジー溢れる外観が目印の「ガロ(公鶏葡國餐廳)」。メニューはオーソドックスなポルトガル料理と、いわゆるマカオ料理の両方をラインナップ。ガイドブックでもかなりの頻度で紹介されるレストランとあって日本人観光客も多い。
<DATA>
■公鶏葡國餐廳
住所:○仔官也街45號地下
TEL:+853-2882-7423
営業時間:12:00~15:00、18:00~22:00、土日祝12:00~23:00
駄菓子屋さんのように愛される、モックイーケイ
モックイーケイのショーケース。定番はドリアン味
B級グルメではガロの斜め向かいにあり、テイクアウトスイーツで知られる「モックイーケイ(莫義記)」が有名。マカオではいわゆる駄菓子屋さんのような存在で、地元では子供の頃から親しんでいる店という印象です。10パタカ以下で買える人気のカップゼリーはどこか懐かしい味を思い出させてくれる。
<DATA>
■莫義記
住所:○仔官也街9號A舖
TEL:+853-6669-5194
営業時間:11:00~21:00
おしゃれなアーモンドクッキー、クーニャバザール
官也街の北側入口左手にオープンした新名所「官也墟」
最上階のギャラリーでは地元アーティストの作品を展示・販売
官也街といえば、土産店の密度が聖ポール大聖堂前と並んで高い場所。主にマカオ名物「アーモンドクッキー(杏仁餅)」を主力にしたチェーン店が集まります。
官也街の北側入口角に2011年9月、アーモンドクッキーの老舗「チョイヒョンユン(咀香園)」とマカオの地元クリエイティブ集団「マカオクリエーション(澳門佳作)」がコラボレーションした新しいタイプのショップ「
クーニャバザール(官也墟)」がオープン。4階建ての店内ではここでしか買えない限定版のアーモンドクッキー、マカオの風景をテーマにしたデザイナーグッズなどを販売しており、ポップなお土産を買い求めたい人にはぴったり。
<DATA>
■官也墟
住所:○仔官也街33號至35號地下
TEL:+853-2882-7989
営業時間:10:00~22:00
老舗アーモンドクッキー、フォンケイ
昔ながらの雰囲気が残るアーモンドクッキーの老舗「フォンケイ」
数あるアーモンドクッキー店の中で、チェーン展開せず官也街の本店のみでがんばっているのが1906年創業という老舗の「
フォンケイ(晃記餅家)」。地元マカオ人がわざわざ買いに来るというアーモンドクッキーは簡素なパッケージ入りで飾りっ気がなく、店舗奥で手作りされるどこか素朴な味わいにも好感を持てます。
<DATA>
■晃記餅家
住所:○仔官也街33號至35號地下
TEL:+853-2882-7142
営業時間:8:30~21:00
官也街へのアクセスは「
タイパビレッジ」記事を参照してください。