この春、結婚式を予定しているおふたり。ご相談を受けた際に、そのおふたりがしきりに気にしていたのが「演出」でした。「何かやりたいことがあるのですか?」とお聞きすると、特にないとのこと。「では、何かやりたいと思っていらっしゃるのですか?」と聞けば、そういうわけでもないとおっしゃるのです。

いろいろお聞きしてみたら、某式場紹介デスクで、「演出の値段が式場によって違うので、検討の際には大事ですよ」と言われて、それが引っかかっていたのだそう。ここで某デスクの方が言っている「演出」とは、ケーキカットやキャンドルサービス、生演奏など、披露宴を盛り上げるために、お金をかけて用意する「演出商品」のこと。なるほど、確かにそういったものをプログラムに入れるかどうかで見積もりは変わってきます。

では、こういった「演出商品」は必ず取り入れなくてはいけないのか? いいえ、そんなことはありません。やりたいものだけを取り入れればそれでいいのです。

演出ってそもそも何なのか?

cake

カットやファーストバイトだけでなく、実は他にも演出が考えられるのがフレッシュケーキ

結婚式の、特に披露宴を進行するための要素は演出だと言えます。音響照明や司会といった必須アイテムとして式場の見積もりに載ってくるもの、最近は当たり前のように行われるプロフィールやエンドロールの映像、前出のキャンドルサービスなどの演出商品を使ったもの、ご上司のご祝辞やご友人の余興だって演出です。もっと言えば、司会者がどんな雰囲気でしゃべるか、サービススタッフがどういったタイミングでお料理を運ぶかということまで、全てが演出なのです。

とはいえ、検討の際にはなるべく実際に近い見積もりが見たいもの。ですから、式場探しの段階で、ある程度どういう演出をしたいのかを決めておき、それに必要な「演出商品」は、見積りに入れて検討するのがおすすめです。

見積りを出してもらう際に、以下の3点についてふたりで話し合ってみてください。
  • そもそも演出商品を取り入れたいか
  • 自分たちが主役になるものがよいか、ゲストのために行うものがよいか
  • ある程度のお金をかけてもよいか
明確にこれ!と決まっていなくても構いません。上記をおふたりで話し合っておき、式場のプランナーに伝えると、その式場で扱っている中からおすすめを提案してもらえるはず。その値段を見積もりにいれておけば、後で内容を変更しても、大幅に予算が変わることもなくて済みます。


次のページから、見積りに入れるかどうかを検討しておくと便利な、定番化している演出商品について解説します。