がんの平均入院日数は20.6日
次に、傷病ごとの平均入院日数も確認しておきましょう。下記は3年前の記事(「入院日数が18年で2割も短縮!医療保険はどう備える!?」)で取り上げた傷病の年次推移に平成23年の数値を加えたものです。 胃がんは3年前の26.8日から22.6日、気管・気管支及び肺の悪性新生物は27.2日から21.7日、脳血管疾患は104.7日から93.0日など、全体の平均入院日数が減っていることから、多くの傷病で入院日数は減っています。がんは、表に記載以外のがんも含めた全体で20.6日となっており、3年前の23.9日からは3日短かく、6年前(29.6日)からは8日も入院日数が短くなっています。厚生労働省『平成23年(2011)患者調査の概況』から、「推計患者数は入院が僅かに減少、通院は大幅に増加」で各傷病の患者数や受療率を取り上げています。併せて確認しておきましょう。
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【関連リンク】
・ 厚生労働省『平成23年患者調査の概況』