ネットショッピングの決済方法（上級編）
新しい決済方法で、ますます便利にネットショッピングを活用しましょう
■電子マネー決済
クレジットカードや振込によって事前にICカードに入金して、その入金額分を買い物などの支払いに利用できます。電車やバスの利用、駅の売店やコンビニエンスストアなどでも導入されているため、使い慣れている方も多いかもしれません。個人情報やカード情報だけでなくパスワードの入力も不要なため、パスワードを盗みとるウイルスなどの心配もありません。プリペイド方式のため事前審査や年齢制限がなく、入金した金額の中で決済が出来るところも特徴です。代表的な電子マネーには、Suica（スイカ）や楽天Edy（ラクテンエディ）、iD（アイディ）などがあり、ICカードタイプや携帯電話、スマートフォンに搭載されているタイプがあります。パソコンからは、本体に搭載されている『FeliCaポート』か別売のリーダライタ『PaSoRi（パソリ）』など専用の機器にICカードをかざして読み取ります。携帯電話やスマートフォンからは、搭載されているおサイフケータイ機能を使えば、特別な読み取り機器を使う必要なく決済できます。■インターネット／モバイルバンキングのネット決済
ネットショップと提携する銀行のインターネット／モバイルバンキング口座を持っていれば、ショップの支払い画面から銀行の振り込み画面に進み、即時決済が完了するシステムです。振込先や振込金額が自動表示されるため、内容を確認して実行するだけで簡単に決済ができます。提携するショップによっては振込手数料がかからない場合もあり、お得な支払い方法です。銀行によって名称は様々で、みずほ銀行のネット振込決済サービス、三井住友銀行のウェブ振込サービス、ジャパンネット銀行のリンク決済などがあります。ネット決済を利用するには、事前に各銀行のインターネット／モバイルバンキング契約が必要です。■Pay-easy（ペイジー）
ペイジーでの支払いが選択可能なショップで注文した後に、ペイジーと提携するインターネット／モバイルバンキングや銀行のATMからメニューを選択し、指定された番号を入力することで支払いが出来るシステムです。ネットショッピングだけでなく、税金や公共料金などの支払いにも利用されています。インターネット／モバイルバンキングでの利用方法は、ネット決済とほぼ同じです。銀行ATMでの利用は、番号を入力するだけで口座や金額を入力する必要がないため、ネット決済は慣れていなくて心配という方にも安心です。先払いで支払いが完了するまで商品が発送されないことが多いので、事前に確認しておきましょう。インターネット／モバイルバンキングでの利用には、別途契約が必要です。■PayPal（ペイパル）
インターネット上でペイパルが決済を代行して行うため、ショップ側にクレジットカード情報を知られることなく支払いができるサービスです。口座開設、口座維持手数料、送金手数料などがすべて無料で、誰でも簡単にアカウントが開設でき、世界中で使用されているため海外通販での利用にも適しています。決済時には、支払先のメールアドレスを指定して送金やクレジットカード決済を行います。ご自身のアカウントを開設すれば、クレジットカード情報が登録できて2回目以降の利用に手間がかかりません。また、銀行口座情報を登録しておくことで、返金や送金を受け取ることもできます。■ネット専用プリペイドカード
色々な支払方法があって便利そうだけど、実用性を考えるとやはりカード決済の方が使い勝手が良いこともありますよね。そんな場合には、ネット専用のVisaプリペイドカードのVプリカや、楽天カード会員向けの楽天バーチャルプリペイドカードなど、事前に購入した金額分だけ使えるバーチャルプリペイド方式のカードもあります。使い方は通常のクレジットカード決済と同じで、発行されたカード情報を入力するだけ。クレジットカードを持っていない人でも必要な時だけ購入して使えるので便利ですし、バーチャルカードで通常のプラスチックカードは発行されないので、お財布も軽くなりますね。【関連記事】
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