テクノポップ/アーティストインタヴュー

なんとかかんとか、鼓膜シュレッダー(4ページ目)

All Aboutにも登場頂いたパリッコさんのレーベル、LBTからの最終兵器こと、鼓膜シュレッダー(ツージーさん)の登場です。LBTのレーベルカラーのファンキーさと爽やかなメロディーには似つかわしくない下ネタの見事な融合!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

ナードコア

ガイド:
「パン泥棒」は、いわゆるナードコア直系。僕自身それほど、ナードコアに詳しいわけではないですが、ナードコアは90年代後半から続く、大きく盛り上がるわけではないけど、脈々と続いているジャンルと感じています。ツージーさんにとって、優れたナードコアとは?

ツージー:
tuujii

ツージー

よくネタ物テクノなどと言われるナードコアが一部で流行っていた頃、僕はネタ重視と言うより楽曲重視で聞いていました。カッコイイトラックにバカバカしいサンプリングはすごくオシャレな気がして。一見バカにしたように聞こえるんですが、どこかに愛が感じられる所が好きで、そういった部分は全ての楽曲に取り入れて行きたいです。僕自身ナードコアを作るのは苦手なんですけどね(笑)。

「コレは歌えない!」拒絶された事も

ガイド:
鼓膜シュレッダーの特徴として、ファンキー以外にひとつ感じた事があります。普通、こういうサウンドだったら、おしゃれな歌詞、爽やかな歌詞、前向きな歌詞とか固定観念がどこかにあります。しかし、鼓膜シュレッダーは見事に裏切ってくれますね。急に下ネタに走ったり、妙にリアルだったり。「つまらなイズム」も、おしゃれなカフェサウンドでただ「つまんない」と歌い上げる。さすがに女性ヴォーカルに遠慮されたのか、下ねたは出てきませんけど(笑)。

ツージー:
以前女性ヴォーカルに変態歌詞でお願いした時、「コレは歌えない!」拒絶された事もあり、かなり控え気味になりました(笑)。お気づきの通り、その裏切りこそが最大のポイントになってきていると自分でも感じています。最初はただ恋愛の歌とか歌うのが恥ずかしいだけだったはずなのですが、これが武器になりつつあるのでもっともっと裏切っていきたいです!

今後の予定です

ガイド:
ライヴの予定とかあれば、最後に教えてください。

ツージー:

2012.11.23(金)
「ゲットー酒場」
@ 南池袋 ミュージックオルグ
東京都豊島区南池袋1-20-11B2 
http://minamiikebukuromusic.org/

2012.11.24(土)
「EMPEROR’S JOY PLACE 第二回」
@ 高円寺HIGH
〒166-0003
東京都杉並区高円寺南4-30-1
http://koenji-high.com/

2012.12.1(土)
LBT presents「Drinkers High!11」
@池袋 knot
東京都豊島区西池袋3-22-7池田ビルB1
http://flavors.me/knot

これからもっとライヴなど増やして行きたいと思っておりますので、今後共是非宜しくお願い致します!
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