機体デザインも変更
VALUESTAR Nシリーズは21.5型モニタを備えた一体型で、VALUSTAR中の「普及モデル」ともいうべき位置づけの製品。VN770/JSはシリーズ最上位機種だが、基本性能を記しておこう。CPUにCore i7-3630QM(2.4GHz/最大3.4GHz)、メモリ8GB、HDD3TB、Blu-ray Discドライブ(BDXL対応)。インタフェース類は、USBポートx7(USB3.0x2、2.0x5)、メモリカードリーダー、HDMI入力という充実の性能だ。
CPUのCore i7-3630QMはいわゆる「第3世代」のCore iシリーズで、VALUESTARでは初めての採用。前製品に比して、グラフィックスなど全体性能の向上と省電力化が図られている。
脚部デザインが変更
機体デザインは、省スペース型を維持しつつ改良された。左右両端の脚で機体を支えるものから横にバーをわたらせた形状になった。どちらがよいかは難しいが、印象としての安定感は増した。奥行きは3センチ強ほど増えて22.5センチとなっている。
光学ドライブが向かって右側、ポート類は各面に配置されている。光学ドライブがスロットイン式になったのは、デザイン的にもスマートな印象を与える。NECらしく、USBポートを左右・背面に配置している親切さは健在だが、USB3.0ポートは向かって左側のみ。
視野角が広いIPS液晶パネルは従来モデルと同様で、斜めから見ても美しく、くっきりと見ることができる。
次のページでは、VN770/JSに新採用された、Windows 8などについて紹介しよう。