築15年目の浴室リフォームは洗面所と一緒にやっておく
築15年を過ぎると、浴室と隣り合う洗面所の床や壁の傷みも目立ち始める。
今回は浴室だけ、次に洗面所だけと言うように、バラバラにリフォームをすると、二度手間になったり効率が下がるのはもちろん、家の中がツギハギになってしまうこともあります。
築15年を過ぎたら、浴室と洗面所はこの機会にまとめてリフォームしておきましょう。一緒にリフォームすれば効率がよくなり、さらに浴室と洗面所の安全性も高めやすくなります。
滑りにくい床材を選ぶ、床の段差は無くす、手すりを取り付けるのはもちろんのこと、冬に暖かくいられるよう暖房器具を付けるのも忘れずに。また出入り口は引き戸にしておくと更に安心です。安全で快適にリフォームするコツは下記で詳しくご紹介していますのであわせてご覧下さい。
■事故多発! 浴室リフォームで危険を回避
水まわりリフォームの時は、洗濯機の位置の見直しをするチャンス
水まわりのリフォームの時なら洗濯機の位置の移動や、お湯が出るようにしておくことも効率よくできる。
水まわりのリフォームの時なら位置の移動はもちろん、混合水栓にして自由にお湯が使えるようにすることも比較的簡単です。
洗濯機の位置の見直しポイントは、洗濯物干しとの連携にあります。まずは室内干しスペースの確保をしておくこと、そして外に干す場合の移動経路も確認しておきましょう。
洗濯物を干す時は、濡れた洗濯物を持って移動するのですから、意外と大変なものです。年を取ればますます負担になりますので、移動の途中に段差を作らないプランを考えましょう。洗濯機→物干し場までの動線の考え方や段差の解消方法、室内干しスペースの作り方は下記で詳しくご紹介していますので、あわせてご覧下さい。
■気付いてる?水まわりバリア解消リフォーム
■洗濯物の部屋干しの悩み解消リフォーム
築15年目のリフォームはまとめて工事&コレカラの暮らしを快適便利に
窓を大きくすれば外壁の補修が必要になるので、外壁リフォームと一緒にやると効率アップ。
例えば、洗面所の床は腐食しやすいので早めに張り替え、後になって廊下の床を重ね張りでリフォームしようとしたら床に段差ができてしまった!という失敗もあります。
水まわりを含めて関連のある工事はできるだけまとめてやるのがリフォームを成功させるポイントです。
他にも給湯器の交換は浴室リフォームの一緒の時にやっておくほうが効率がいいですし、窓の位置が変わるなら外壁の補修が必要ですので、外壁のリフォームと時期を合わせなど、絡み合う工事はできるだけまとめてやっておきましょう。
築15年目のリフォームではできるだけまとめて工事をする、そして設備の交換だけのリフォームから一歩進んでコレカラの暮らしが更に快適で便利になるようなプランを考えてみて下さい。
水まわりリフォームの時期の見極め、おトクなリフォーム方法、リフォーム前に要チェックなど、水まわりリフォーム成功の3セオリーは下記で詳しくご紹介しています。
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