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100万円以下で選ぶ楽しさのある日産ノート(2ページ目)

取り回しがしやすいボディサイズながら広々としたラゲージがあり、走りも力強い旧型の日産ノート。ノーマルなら50万円以下で十分狙えますし、人気のライダーも100万円以下で走行距離5万km以下がラクラク狙えるようになってきました。

籠島 康弘

執筆者:籠島 康弘

中古車ガイド

好みや予算に応じて選びやすくなっている

先述のようにライバルはイストとフィット。これら人気車の後発として登場したわけですから、先行した2台より良いところ、つまり“セールスポイント”が多いのは当たり前といえば当たり前です。
日産ノートundefinedトランク

写真はラゲージ面のボードの手前側のみを立て、天地方向の収納力をアップさせて使用している例です。見えにくいですが後席の背もたれと立てられたボードの間にもじょうろなどが置かれています。ボードを取り外せばスーツケースを収めることもできます


例えばドアの開口部面積はフィットを凌ぎます。室内は広々としていて、室内幅こそフィットより10mm狭いですが、室内長と室内高は同数値。リアシートの背もたれ部の高さと厚さ、ラゲージも開口幅と奥行きはライバルより上です。

収納面でも工夫が凝らされ、ラゲージに計4つ用意されたフックはお買い物の後にレジ袋ごと引っかけておくことができるようになっています。またグローブボックスには薄型のティッシュボックスが収まったり、リアシート下に傘ホルダーが設けられるなどのアイデア収納もあります。

個人的には、ライバルに無い最も大きな魅力と言えば、やはりドレスアップカーである「ライダー」の存在だと思います。中古車での人気も高く、ノーマル車の1.5~2倍高くなっていますが、それでも先述の通り、100万円以下で十分探せるようになってきました。
日産ノートundefinedライダーハイスペックバージョン

エルグランド、セレナに続いてノートに追加された「ライダーハイスペックバージョン」。専用チューンドエンジンにヤマハ製パフォーマンスダンパーなどを用いた専用の足回り、専用のパワーステアリングなどを持つ、走りも楽しめるモデルです


ライダーと一言で言っても実はバリエーションが豊富です。まず“ノーマル”ライダーは専用グリルやアルミホイール、ユーロサスペンション、リアルーフスポイラーなどが奢られたスポーティなモデル。

また2008年1月のマイナーチェンジ時に登場した「ライダー ハイパフォーマンススペック」は、最高出力&最大トルクが高められた専用チューンドエンジン、ストラットタワーバー、ヤマハ製パフォーマンスダンパーなどが奢られています。

そのほかにもキセノンライトやアルミペダルなどを備えた「ライダーII」、iPodとの接続が可能なHDDナビを装備した「プラスナビHDD」、ダーククロームのフロントグリルなど黒系でまとめた「ライダー ブラックライン」などがあります。

ライダーほどではないものの、外観をエアロで決めた「エアロスタイル」というグレードも2009年12月から追加されました。こちらはライダーより安いので、見た目だけを求めるならお買い得です。

こうしたスポーティモデルを、好みや予算で選べることもまたノートの大きな魅力ではないでしょうか。しかもそれらがおいしくなっているのですから。

このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。

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