「満足するまで食べてもOK」
比重の重い野菜を使えば満足感がアップ!
『ハワイ ワンプレートダイエット』では、栄養割合を炭水化物:70%、たんぱく質:12~15%、脂質:10~20%としているので、脂肪分を控えるのが一つの特徴。その代わりに、野菜や穀物などは満足するまで食べてOKです。
例えば、リンゴとドーナツを比べた場合、リンゴのほうが重量はありますがカロリーは低く、同じカロリー分を摂ろうとすると、リンゴのほうが沢山食べられるので満腹感を得やすいもの。これは、スニッカーズ1本分のカロリーに相当するキャベツの量や、ハンバーガー&ポテトのカロリーに相当するブロッコリーの量などと比較してみても同様。
つまり、低カロリーで重量が重い野菜や果物を積極的に摂ることを『ハワイ ワンプレートダイエット』では重きをおいています。そうすることで自然に脂肪分や糖分の摂取量が抑えられる同時に、沢山食べられることで空腹によるストレスもなくダイエット成功につながるというわけです。
「炭水化物(未精製)が食べられる」
昔から主食(お米)を中心とした食生活が基本の日本人にとって、『ハワイ ワンプレートダイエット』の大きな特徴である「炭水化物(未精製)を罪悪感なく食べられる」というのは、とってもストレスフリーで魅力的なのではないでしょうか? 前にも述べたように、食事全体の約7割を炭水化物にしてもOKなのです!ただし、炭水化物の主食を白米から精製度の低い玄米に変える食改善を薦めています。理由は、玄米のほうが白米に比べ、ビタミン、ミネラル、食物繊維の含有量が多く、代謝を促進させるためダイエットに有効だから。逆に、白米にはビタミンやミネラルはほとんど含まれていないので、白米を主食とすると代謝不良をおこしやすいといわれています。
玄米の他にも、未精製の炭水化物として、ひえ、あわ、きびといった雑穀や蕎麦、全粒粉のパンやパスタ、イモ類も栄養が豊富なのでオススメです。
未精製炭水化物をしっかり食べれば、空腹&イライラにより理性を失って挫折することもなく、無理なくヘルシーなダイエットを続けることができるのです。