いざ名刺交換をしようとする時、名刺入れをどこにしまったかわからず慌てた…ということはないだろうか。名刺交換は初対面で行うものなので、できればスムーズに行いたい。
どこにしまったかわからないのは、とりもなおさず名刺入れの定位置が決まっていないからだ。下の写真の名刺入れではその点が考慮されている。
胸ポケットが定位置になる名刺入れ
これがハイモジモジの新作、「ポッケンポッケ」という名刺入れだ。ハイモジモジ 「ポッケンポッケ」 8,400円
ハイモジモジと言えば、手首に巻きつけるメモの「リストイット」をはじめ、キーボードのすき間に立てる動物スタイルの伝言メモ「Deng On」など、これまでにないユニークなアイテムを次々と作り出している。ハイモジモジはもともとは文具メーカーではなく、ライティングとグラフィックデザインの会社。常識にとらわれないアイテムを次々と送り出しているのは、文具業界ではないという強みが出ているからなのかもしれない。
今回の「ポッケンポッケ」もこれまで以上にユニークなものになっている。外観はアンバランスなまでに大きなフタが付いていて、まるでシガレットケースといった感じだ。そのフタはマグネットでとめられている。名刺の収納スペースは間仕切りのないワンポケットで縦に入れる方式。最大で約15枚と名刺の収容力としてはやや少なめだ。
フタは、マグネットでとめられるようになっている
収納スペースは間仕切りのないワンポケット。収容量は最大で約15枚
この名刺入れは、どこを定位置として携帯するのがいいのか。
それは胸ポケット。ワイシャツの胸ポケット、もしくはスーツの外側に付いている胸ポケットがいい。そこに「ポッケンポッケ」を入れる。この時、大きなフタをポケットの口に挟むようにするのが正しい付け方だ。
ワイシャツのポケットにガッチリと固定できる
スーツの胸ポケットもOK。ズボンの後ろポケットにセットすることも可。
こうすると外側からは「ポッケンポッケ」の大きなフタがアクセントのように顔を出す。と同時に「ポッケンポッケ」はポケットの口をマグネットでガッチリとはさみこんで固定された状態となる。よく胸ポケットに名刺入れてかがむと、スルリと名刺入れが滑り落ちるということがあるが、これならそうした心配はない。最近はポケットチーフというものがファッションアイテムとして一般化しつつある。「ポッケンポッケ」はひと味違うレザーのポケットチーフのようにも見えなくもない。なにより「名刺入れ、どこにしまったっけ?」といった状況から抜け出すことができそうだ。
カラーバリエーションは、ブラック、ブラウン、ホワイトの3色
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