三冠に輝く美しい浜「七里御浜(ひちりみはま)」

 

 

三重県・熊野市から和歌山県・新宮市にかけて7里(約25km)続く浜。目の前は熊野灘です。江戸時代、伊勢神宮を参拝した後、熊野詣するのがコースになっていました。伊勢からいくつもの峠(熊野古道・伊勢路)を通り、最後の松本峠頂上に着くと目の前に広がるのが新宮・熊野速玉大社まで続く七里御浜。

松本峠の先には急峻な山道はなく、平坦な浜道が続きますのでほっとした旅人が多かったでしょう。浜街道とも呼ばれています。白砂青松百選、21世紀に残したい日本の自然百銭、日本の渚百選の三冠に選ばれています。

JR熊野市駅から少し歩くと、すぐ七里御浜に出られます。途中には鬼ケ城や獅子岩がありますが、有名なのが日本最古の神社と言われている花の窟神社。七里御浜沿いにあります。ご神体は神社奥にある高さ70mに及ぶ岩壁「花の窟」で日本の国生み神「イザナミ」のお墓と言われています。

日本書紀に「イザナミは熊野の有馬村に葬られる。村人は、この神の魂を祭るのに、花どきにはその花をもって祭り、また鼓、笛をならし、幡、旗をたてて、歌舞して祭る」とあります。日本書紀にあるように七里御浜から170メートルも長い綱をかけるお綱掛け神事が行われ舞姫が歌い舞います。

■データ
JR紀勢本線 熊野市駅-新宮駅にかけて続く浜
(JRと国道42号線が並走しています。砂利浜なので浜をずっと歩くのはけっこう大変です)
世界遺産 熊野古道伊勢路
http://www.pref.mie.lg.jp/KODO/
Yahoo!地図情報(熊野市駅)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。