横浜中華街の歴史を見つめ続ける関帝廟
横浜中華街の関帝廟は、横浜開港当時から約150年もの間、横浜中華街を見守っています。主神は、あの三国志でおなじ関羽(關聖帝君)様。信義や義侠心にあつい武将として名高い、実在の武将です。商売繁盛、学問の神様として、中国はもとより、世界中の中華街に関帝廟が建立され、信仰を集めています。横浜中華街の関帝廟には、関羽(關聖帝君)様のほかに、国泰平安「玉皇上帝」、解難・健康・縁談・安産「観音菩薩」、除災・健康「地母娘娘」、金運・財産安全「福徳正神」が祀られています。
横浜中華街の地形は風水にのっとっており、東西南北に沿うように45度ずつ傾いています。また、10基の牌楼(パイロウ=門)が風水思想に基づいて建てられていて、その中でも東南西北の4基は深い意味を持っています。
東南西北の4基は、陰陽五行に基づく色「青赤白黒」で彩られ、東は青龍、南は朱雀、西は白虎、北は玄武、それぞれの方位を守護神が守っています。四六時中、邪を見張り、門の内側を見張っていることから、横浜中華街全体が、強力なパワースポットになっているといわれています。
その中心に位置しているのが、関帝廟。参拝すれば、たいへん強力なパワーが得られそうだと思いませんか? 横浜中華街に訪れたら、忘れずにお参りくださいね。
※2012年8月11日(土、旧暦6月24日)には、関羽様の誕生を祝う神事と祭典「関帝誕」が行われます。神輿巡行(パレード)は17:00~20:00に開催
■横浜中華街 関帝廟(かんていびょう)
住所:横浜市中区山下町140(関帝廟通り)
電話番号:045-226-2636
開門時間:9:00~19:00
定休日:年中無休
料金:参拝は無料 ※本殿へ入るには線香500円が必要
アクセス:みなとみらい線 元町中華街駅 3出口(中華街口)より徒歩約5分
URL:http://www.yokohama-kanteibyo.com/
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