食事ダイエット/野菜・フルーツダイエット

抗加齢にもダイエットにも効く夏野菜

野菜を食べると美容や健康に良いということは何となく知っているものの、なぜ野菜が必要なのか、どれくらい食べたら良いのかをきちんと知っておきたいですよね。今が旬の美味しい夏野菜の抗酸化作用や栄養素もご紹介します!

浅尾 貴子

執筆者:浅尾 貴子

食事ダイエットガイド

野菜がカラダに必要なワケ

野菜

一日に必要な野菜はこれくらい

人の体のエネルギーになるのは、炭水化物、脂質、たんぱく質の3つ。これでいわゆるカロリーをとることはできます。カロリーのことを栄養学上正しくはエネルギーと呼ぶのですが、とったエネルギーを上手にカラダの中で活用するには、たくさんの栄養素が必要なのです。

そこでとりたいのが、ビタミンとミネラル。肉や魚や豆・豆製品、乳製品などにも含まれるビタミンミネラルはあるのですが、それだけでは足りないものも。とった食べ物の栄養素をあますところなく使い切るために、栄養補給として野菜は欠かさないようにしたいですよね。

また、料理的な視点でも、野菜は人に重要な役割を果たしています。まずは料理の彩り。肉や魚だけでは全体が茶色くなりがちですが、野菜が加わると色合いが鮮やかになり、料理がより美味しそうに見えます。そして、次に食感。たんぱく質系の食材や炭水化物は食感がどれも似通っている傾向にありますが、野菜は様々なテクスチャーがあり、より美味しく食べるために欠かせない存在なのです。

さらに近年注目されているのは、野菜の抗酸化作用。いわゆるアンチエイジングの効果です。緑黄色野菜に含まれるフィトケミカルは、皮膚の健康を維持して人を老けさせないというだけでなく、がんに対する抵抗力を高めたり、免疫力の向上が期待される成分なのです。

一日にこれくらい食べたい野菜

成人が一日に必要な野菜の量は、350g。そのうち、緑黄色野菜を130gとることが推奨されています。料理に換算すると、毎食小鉢で1.5皿程度を食べないと食べきれないほどのやや多めの量です。ほとんどの成人は野菜が足りていないということがわかっているので、心がけて食べたいところですよね。

次のページで夏野菜の効果やより抗酸化に効果のある食材を見て行きましょう!

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