子どもの可能性を引き出す空間に
敷地は必ずしも矩形とは限りません。限られた敷地のスペースのなかで、最大限の居住スペースをとろうとした結果、鋭角の形状をもった住まいになることもあります。部屋としては四角い形のほうが合理的なのですが、三角形のコーナーを子どものプレイスペースにして、創造性を刺激する場に。発想を切り替えて面白い空間づくりへとつなげたいものです。また、住まいづくりにとって部屋の広さを確保するというのは大きな課題です。リビングダイニングをゆったりとりたい、広々とした浴室もほしいとなると、個室のスペースが足りなくなるといったことが起こります。特に子供部屋は悩ましい問題です。
モノと一緒に過ごすことが楽しめる収納をプランしたい
住まいの計画をスタートしたら、室内の使い方を具体的にイメージして間取りの検討を進めていきましょう。一見すると不利な条件に思えても、逆にユニークな空間が楽しめるかもしれません。収納のスタイルも色んな展開があります。完成後に収納を設えるとしても、間取りの段階でどんなスタイルにするのかを構想しておくことをおススメします。
取材協力
イケア・ジャパン株式会社
千葉県船橋市浜町2-3-30 5階
http://www.ikea.com/jp/ja/
「SUKIMA GALLERY」
http://IKEA-sukima.com