男のヘアケア/抜け毛・薄毛の原因

五輪も原因に?スポーツと抜け毛・薄毛の意外な関係(2ページ目)

4年に1度の大イベント、ロンドン五輪は中盤戦へ。抜け毛、薄毛と何か関係があるのか? はい、実はスポーツと薄毛は、どちらも身体に直結することだけに浅からぬ結びつきがあるんです。しかも、五輪をTV観戦するだけでも育毛・発毛に悪影響を及ぼすかもしれません。

執筆者:All About 編集部


夏の屋外、やっぱり帽子を被るのが正解

ジョギングイメージ

夏の屋外ではできるだけ帽子を着用のこと

この時期は陽射しがきついため、屋外で日中運動する場合は帽子を被ることをオススメします。薄毛男性は「ムレて髪の毛に悪そう」「毛穴に皮脂が溜まるから」などと考え帽子を被らない人もいますが、夏の日中に帽子を被らず30分~1時間も歩くのは、熱中症にかかりやすくなるなど重大なリスクを伴います。さらに、紫外線をたっぷり浴びることになり、髪の毛、頭皮にとって決してよくありません。

ただし、時々は帽子を脱いで、頭皮が蒸れないようにするのもポイント。1日中ずっと被り続けているよりは、抜け毛・薄毛を防ぎやすくなるでしょう。また、汗をかいたらタオルでこまめにぬぐい、できるだけ頭皮を清潔に保つことも忘れずに。

帰宅した後のケアにもご配慮を。今の時期に運動すれば、当然大量の汗をかきます。毛穴に皮脂などがつまったままだと毛根にダメージを与え、抜け毛が進行する恐れもあります。帰宅後はできるだけ早めに髪と頭皮をしっかり洗ってください。

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ところで、夏の間は「暑いから」「早くサッパリしたいから」とシャワーで済ませる人も多いでしょう。猛暑が続く時期はある程度仕方ないかもしれませんが、せめて週に2~3度は浴槽に湯を張って入浴を。ぬるめのお湯でOKです。身体を温めると副交感神経が刺激され、ストレスで刺激されていた交感神経を休ませることができます。副交感神経が刺激されるとIGF-Iが増え、発毛・育毛の促進にも期待できます。


ロンドン五輪のLIVE観戦が招く「危険」

連日、熱い戦いが続くロンドン五輪。時差は日本のほうが8時間早く進んでいますので(現地10/28までのサマータイム中。冬時間では9時間差)、リアルタイムで試合をTV観戦するとなると、夜中に起きている時間が長くなることに。五輪開幕以降、睡眠不足気味で……という人も多いでしょう。

しかし、髪と頭皮にとって、この睡眠不足は大敵! 安眠することで体内に成長ホルモンが分泌され、副交感神経の働きが高まるとともにIGF-Iが増加。抜け毛、脱毛予防、育毛、発毛促進につながります。本来寝るべき時間に起きているというのは、薄毛男性には大きなリスクを伴うのです。

ちなみに、髪の毛が最も成長しやすい時間帯は、副交感神経の活動が活発で、成長ホルモンが分泌されやすい22時~2時の間。22時に眠りにつくのは現実的ではないかもしれませんが、それでも、私としては、できるだけ早めに就寝することをオススメします。

ロンドン五輪は8月半ばに終わってしまいますが、抜け毛・薄毛予防、育毛・発毛促進の努力はずっと続けるべきもの。今回の記事で、スポーツが大きな役割を果たすことをご理解いただけたと思います。まずは、できる範囲から始めてみてください。
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