ポップキャップゲームズの創始者に
日本のソーシャルゲーム市場についてインタビュー

カパルカ氏とコンテスタビーレ氏

むかって左がジェイソン カパルカ氏、右がジョルダーノ コンテスタビーレ氏。カパルカ氏が手に持っているのはビジュエルドに登場する宝石です

ポップキャップゲームズというゲームメーカーをご存知でしょうか。日本のゲームユーザーには知らないという人もいるかも知れません。

ポップキャップゲームズの最も有名なゲームは「ビジュエルド」というパズルゲームのシリーズ。2000年にポップキャップゲームズが設立され、最初のビジュエルドがWeb上で提供されて以来、シリーズ累計で5億人のユーザーが遊んでいるという大ヒットゲームです。ビジュエルド・ブリッツという作品では、Facebookで2000万人、iPhoneアプリ版では1000万人がダウンロードし、毎日300万人がアクティブにプレイしているといいます。カジュアルゲームに強く、コンシューマーはもちろん、いわゆるモバイルソーシャルの分野で大変な成功をしているメーカーです。

このポップキャップゲームズというメーカーが、2012年6月5日、GREE用のソーシャルゲーム「ビジュエルド伝説」を配信しました。ビジュエルド伝説は、ポップキャップゲームズの日本のスタジオが、わざわざ日本向けにビジュエルドをカスタマイズしたものです。

ソーシャルゲーム市場といえば、驚くべき成長をしているかと思えば消費者庁からコンプガチャが違法であると指摘されたり、色んな意味で注目を集めている分野です。その動向は、日本にいるゲーム関係者でも中々分からないところがあります。

今回、ポップキャップゲームズの創業者であり、最初からビジュエルドの開発に携わったJason Kapalka(ジェイソン カパルカ)氏、現在ビジュエルドの統括をしているGiordano Contestabile(ジョルダーノ コンテスタビーレ)氏にビジュエルド伝説をご紹介いただきつつ、日本のソーシャルゲーム市場についてお話を伺う機会をいただきました。ソーシャルゲーム市場で大きな成功をおさめている北米のメーカーが日本のソーシャルゲームをどう見ているのか、気になるところです。

ビジュエルド伝説とは?

ビジュエルド伝説の図

誰でも簡単にルールが分かってすぐ遊べるパズルゲームです

まず、ビジュエルドについて簡単にご紹介しましょう。ビジュエルドというゲームは、隣り合った宝石を入れ替えて、縦か横で3つ以上同じ宝石を揃えると消すことができ、たくさん消して高得点を狙うというパズルゲームです。日本では非常に似たパズルゲームとして「ZOOKEEOER」が一時期とても人気が出ました。最近では「パズル&ドラゴンズ」も大きく見ると近いゲームと言えるかもしれません。実は、ビジュエルドの方がこのシステムのパズルとしては先に登場し、ZOOKEEPERやパズル&ドラゴンズの方がフォロワーということになります。

ビジュエルド伝説では、このビジュエルドのゲーム性に加えて、ただパズルをやって高得点を狙うというだけではなく、例えばマップやミッションがあったり、様々なミッションをクリアしながら最後はチームを組んでボスと対決したり、あるいはラッキースピンという、スロットを回してパズルを有利に進めるアイテムを手に入れることができる、いわゆるガチャの要素があったりと、日本のソーシャル市場をかなり意識した内容になっています。

ビジュエルド伝説はGREEをプラットフォームとし、スマートフォン専用アプリとして配信されています。スマートフォンで気軽に遊べるパズルが欲しいと思っている方は、ぜひ遊んでみてください。

【関連サイト】
ビジュエルド伝説(公式サイト)

次はいよいよインタビューに入ります。ビジュエルド伝説を投入するにあたって、日本のソーシャルゲーム市場をどう見ているのか、聞いていきたいと思います。