確定申告/確定申告の基礎知識

国税庁・税務署の活用方法(2ページ目)

国税庁・税務署などというと「あまり行きたくないところ」「できれば、確定申告の時だけ」というのが本音でしょう。一般的なイメージとしてある、「申告書をもらいに行く」もしくは「提出に行く」以外に、どのような利用方法があるのでしょうか。とりまとめてみました。

田中 卓也

執筆者:田中 卓也

税金ガイド

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個人的にもお客さまが来所されたときに、タックスアンサーをそのままプリントしたものを渡し、「ほら、ここに、こう書いてあるでしょ。噛み砕いて説明するとですね・・・」といったような使い方を行なっています。

質疑応答事例の活用

タックスアンサーが税務に関するカンタンなFAQ集である以上、個別具体的な項目となると少し物足りなさを覚えるかもしれません。そのような場合に役立つのが質疑応答事例です。
これは、頻度としてはレアケースであるけれども、特にこの点について確認したいというような、いわばタックスアンサーの詳細版といっていいでしょう。
たとえば、その中で取り上げられた質疑は以下のようなものがあります。 といったものです。照会に係る事実関係を前提とした一般的な回答ではあることを理解した上で、利用してみてはいかがでしょうか。

文書回答事例の活用

質疑応答事例をより個別具体的にしたものが文書回答事例となります。
過去に実際に質問されたものは以下のとおり したがって、この実例でもイメージできるように、ここに掲載してあるものを、そのまま似通ったケースにあてはめることはむずかしいといえるでしょう。
なので、質疑応答事例以前と相違し、文書回答事例は事例集の活用というよりは文書回答サービスということになるでしょう。
なお、文書回答サービスの対象にならないものとして、
  • 仮定の事実関係に基づくもの
  • 取引等の主要な目的が国税の軽減等であるもの
  • 通常の経済取引等としては不合理であると認められるもの
などがあるので、審査に必要な書類の提出ほか相応の説明能力がもとめられます。
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