洗面/洗面リフォーム

メイクはどこでする?お化粧がしやすい洗面リフォーム(2ページ目)

お化粧する場所で一番多いのは洗面台というアンケート結果があります。でも鏡が遠い、小物の収納がしにくい、椅子に座ると足が引っかかるという悩みも。洗面リフォームの際にはメイクスペースとして使いやすい工夫を加えておきましょう。(2017年改訂版、初出:2012年7月)

尾間 紫/Yuu

執筆者:尾間 紫/Yuu

リフォームガイド

ギッシリ詰め込んだ引き出しはNG
手元収納や薄型収納を充実させた洗面所にリフォーム

洗顔用品やコンタクト用品など、洗面所は小物の種類と数が多い場所です。メイクスペースにするなら、加えて化粧品類の収納スペースも考えておきましょう。

ここで注意したいのが、洗面台の大きな引き出しに化粧品をギッシリと詰め込んでしまうこと。どこに何があるか探すのが大変、出し入れが大変、髪の毛が入ってしまえば掃除も大変と、メイクがしにくい不便な洗面所になってしまいます。

キャビネット内部

ミラーキャビネットの内部に小物収納用ポケットが付いた洗面台。髪の毛が入りにくく、ひと目で見えるので化粧品の整理整頓がしやすくなる(パナソニック)


メイクスペースとして使いやすい洗面所にするには、大きな引き出しにまとめて収納するのではなく、小物が出し入れしやすいポケット収納や薄型の収納を充実させるリフォームを考えましょう。鏡の裏や壁の厚みを活用した収納なら、化粧品を見やすく整理整頓できます。

引き出し

ヘアアイロンをそのまま冷ますワイヤーラック付きの引き出しセットも(パナソニック)


ティッシュ置き場とごみ箱置き場を忘れずに

洗面所でお化粧をするなら、忘れずに計画に入れておきたいのがティッシュ置き場とごみ箱です。ティッシュの箱を洗面台の上に置けばジャマですし、水が掛かってふにゃふにゃになってしまうことも。ティッシュの箱の高さは5cm~10cm程度、これも壁の中に埋め込んでしまいましょう。

壁内収納

ティッシュの箱を収納できる壁埋め込み収納。タオルや化粧品も入って場所を取らない(パナソニック)


もちろんそのティッシュを捨てるごみ箱置き場も忘れずに。家族全員が快適に使う洗面所へリフォームするポイントは下記で詳しくご紹介していますので、あわせてご覧下さい。
意外に多いのが、洗面台選びでの失敗です。下記では、高さが合わなくて床が水浸しになったケースなど、実際にあった失敗事例をご紹介しています。
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