共済年金って、誰が加入しているの? 

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厚生年金と共済年金の両方加入期間がある場合は、年金の請求をそれぞれ別々に行う必要がある

今回は、厚生年金と同じ2階部分に位置する共済年金制度についてみていきたいと思います。一般的に厚生年金には会社員が加入し、共済年金には公務員が加入しているイメージがあり、基本的にはそれで正しいのですが、少し詳しくみてみるとそうでもないことがわかります。

まず、共済年金と言っても、3つの制度があります。
1)国家公務員共済
2)地方公務員共済
3)私立学校教職員共済

(過去、JRやJT、NTTは共済制度でしたが、現在は厚生年金に統合されています。また社会保険庁も過去は国家公務員共済制度でしたが、廃止に伴い、厚生年金に統合されています)

3つ目を見てお分かりのとおり、私立学校の教職員の方も共済年金制度に加入しています。なお、厚生年金に加入している人を「被保険者」といいますが、国家公務員共済、地方公務員共済については、「組合員」、私立学校教職員共済については、「加入者」とそれぞれ呼び方が違います。

共済年金 いつからいつまで加入するの? 

共済年金は、厚生年金と同じ「被用者年金(要は、企業や官公庁に雇用されている人たちが加入する年金制度)」ですから、官公庁等に雇用された時点で「加入」することになります。ですから、国民年金のように加入年齢の下限(20歳)は特に設けられていません。

一方、いつまで加入するのか?これについては、基本的には「退職まで」となります。厚生年金には70歳という加入年齢の上限があり、会社に勤務中であっても、70歳になると脱退することになりますが、共済年金については、制度によってちょっと違いがあります。

・国家公務員共済、地方公務員共済 : 加入年齢の上限はない
・私立学校教職員共済 : 上限70歳

加入中は保険料を支払いますが、共済年金では保険料とは言わず「(長期)掛金」と言います。

>>次のページでは、共済年金の受給年齢について確認してみましょう。