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ソフト、ハード別・おすすめサンプラー

今やDAW環境では意識することさえなくなってしまった感がある「サンプラー」。ソフトサンプラー、ハードサンプラーの別にご紹介します!

投稿記事

サンプラー。今やDAW環境では意識することさえなくなってしまった感がありますが、それでも挙げるなら

ソフトサンプラー(PC+DAWをお使いの方向け)

■BATTERY(Native Instruments)
ソフトサンプラーの中では安価ですし、ドラムに特化したものですが、必要な機能は備わっているかなと。

■HALion(STEINBERG)

Cubase用です。これにはドラムだけでなくて、いろんなサンプルが用意されているので、ライブラリが増える感じでしょうか。

PC+DAWを使う分には大抵サンプラーは同梱であり、作業していて意識することはほぼないように思われます。

所謂ソフトものはサンプラーというより、サンプル音源集といった感じであり、DAW自体に膨大なサンプルがついているのが当然のご時世で、元来のサンプラー的機能が欲しいとか、DAWでなくMTRとかでやってらっしゃる方は、ハードサンプラーの選択肢がありますよね。


ハードサンプラー

■S950(AKAI)
古い。(笑)実際ビットも低くて、12bitだったかな。でもその荒さがいい、とは若かりし頃のスクエアプッシャー。彼が酷使していたサンプラーですね。

■SP1200(E-MU)

ヒップホップ系では定番……ベタすぎますが、これもビットが低いですね。独特のハネ感/揺れ感があって、それがグルーヴになる。故障が多いのが難点。テイ・トウワさんが、初期のアルバムで酷使されてましたね。

■DSM-1(KORG)
これもビット数が低かったような。一時期「繊細だけどローファイ」な音が流行った時に、もてはやされましたね。電気グルーヴのメンバーが、音を汚すためにこれに通して、とかしてました。

■MPCシリーズ(AKAI)
ここまで来るとDAWの域ですが、あくまでPC&DAWではやりたくない! という方には、これしか現状選択肢はないような。有名どころでは、大沢伸一さんが使ってらっしゃいますね。パッドで演奏でき、独自のグルーヴがつくりやすい。

以上、大分王道な感じですが、上記ハードサンプラーは高価でしょうね。(笑)ただ、自分のつくりたい音楽がはっきり決まっているならハードのサンプラーを選んでもいいけれど、漠然と音楽がやりたいというくらいであれば、その分をDAWに回してPCで作業してみるほうが無難だとは思います。
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