海南島(4ページ目)

海南島の観光地

海南島にも観光スポットがいくつかありますが、海南島旅行のメインはなんといってもビーチリゾートです。あくまでマリンスポーツやゴルフ、スパやエステなどホテル時間が主役、観光地はそのプラスαとしてプラン立てしてみてください。

亜龍湾国家旅游度假区

美しいビーチに高級リゾートホテルが立ち並ぶビーチ。ダイビングや水上スキーなどのウォータースポーツが楽しめます。その他、世界各地の様々な貝殻や珊瑚を展示した「貝殻館」や、室外に約千羽の胡蝶が舞う「胡蝶谷」、南国フルーツ満載の「自由市場」などの見どころがあります。

＜DATA＞
■亜龍湾国家旅游度假区
住所：海南省三亜市亜龍湾国家旅游度假区
TEL：0898-8856-8899（旅游度假区）、0898-8856-8268（貝殻館、胡蝶谷）
入場：8:00～17:00
料金：中心広場＆貝殻館33元、胡蝶谷21元、フリーパス46元

天涯海角

三亜市内中心部から西に約30キロのところにある風景区。ここで有名なのは海岸に面してそびえる奇石で、それぞれに「天涯」「海角」「南天一柱」「海判南天」といった文字が刻まれています。ここは古代の流刑地であり、遥か彼方から流されてきた流刑者たちは、壮大な大海原を目にして「天地の果てにやって来た」と感嘆しました。そこから清代の官吏・程哲が岩に「天涯」の文字を記し、後にある文人が別の岩に「海角」と刻んだことから、この地の名前が生まれたと言われています。日の出、日の入りの絶景スポットとしても人気です。

＜DATA＞
■天涯海角
住所：海南省三亜市天涯鎮天涯海角風景区
TEL：0898-8891-0131
入場：7:00～17:00
料金：65元

鹿回頭公園

三亜市の南5キロの山にある公園。山の造形が、海辺にたたずんで振り返っている鹿に似ていることから鹿回頭公園を命名されました。山頂には少数民族・リー族の伝説に登場する鹿と少女、少年の像が立っています。山頂からは三亜市内を一望することができます。また、公園の側にはワニのショー、オウムのショー、イルカのショーが行われる海洋動物園があります。

＜DATA＞
■鹿回頭公園
住所：海南省三亜市鹿回頭風景区
TEL：0898-8821-3740
入場：7:30～21:40
料金：45元

海南島料理

さて、海南島の紹介の締めくくりとして海南島料理についてです。海南島料理といえば海の幸！というイメージが強いのですが、海の幸だけでなく、山の幸も新鮮で豊富なのです。ここでは海南四大料理である文昌鶏、和楽蟹、東山羊、嘉積鴨を筆頭にイチオシメニューを紹介します。デザートには果物の宝庫・海南島ならではのマンゴ、ヤシの実、パパイヤ、ドラゴンフルーツ、マンゴスチンなどなどトロピカルフルーツをあわせてどうぞ！

• 文昌鶏……椰子の実やサツマイモ、米などを餌として飼育された鶏の料理。煮込んだ鶏をタレにつけて食べるのが一般的。茹でたときに出る油で調理したご飯を一緒にいただきます。
• 和楽蟹……和楽地方で獲れる蟹の料理。太く短い足と豊富な卵が特徴。蒸してタレをつけて食べるのがポピュラー。
• 東山羊……東山地方で育ったヤギの料理。臭みのない柔らかな肉が絶品。調理方法はロースト、煮込み、炒め物などなどお好みでチョイスできます。
• 嘉積鴨……嘉積地方のアヒル料理。肉質は柔らかくジューシー。調理法は様々ですが、茹でてタレでいただく、ローストが人気です。
• 海南鶏飯（海南チキンライス）……日本で海南料理といえばこの一品。茹でた鶏肉とその煮汁で炊いたご飯を、ニンニク醤油などで味付けをしたもの。旅の疲れがふっとぶスタミナメニューです。
• 椰子船（椰子飯）……ココナッツの実にもち米と豆やコーンなどを詰め込んで炊き込んだご飯。ココナッツの果肉ごと舟の形に切って供すので「椰子船」と言われています。島の特産・ココナッツを使った名物料理です。

海南島の紹介はここまでです。みなさん、いかがでしたか？ 海南島のおすすリゾートホテルについては「海南島のホテル」で紹介しています。あわせて読んで旅行のプランニングの参考にしてください。