賃貸管理会社の能力を見極める

個人オーナーは大変

賃貸管理の範囲は広い

管理会社が担当してくれる業務範囲は幅広く、入居者募集広告の作成から媒体への掲載、管理計画やリニューアルについてのアドバイスまでもが管理会社の役割です。賃貸住宅経営の成否は管理会社の能力に左右されると言っても過言ではありません。オーナーさんの方からいろいろな相談を持ちかけてみて、管理会社の能力を見極めましょう。

管理会社の重要な仕事の一つが募集広告をつくり、それを部屋探しをしている人の目に触れるよう、あちこちの媒体に掲載することです。立地も悪くなく、賃料も適正、物件管理もしっかりと行っている。それなのに空室が埋まらないとしたら、原因は募集広告にあるのかもしれません。

最近の部屋探しでは、いきなり現地の不動産業者に出向いて、そこで物件を探す方法はほとんどなくなってきています。まずはインターネットで多くの物件をチェックして、賃料相場を把握した上で候補となる物件を絞り込むことが一般的です。そのため、募集広告の出来栄えとともに、アクセス数の多い物件紹介サイトにきちんとアップされていることが大切です。

募集広告の内容やそれがネットで広く紹介されているかどうかは、パソコンをお持ちのオーナーさんであれば自分の家でも知ることができますが、できれば入居者募集を頼んでいる管理会社を訪ね、担当者と一緒にパソコンで内容をチェックし、大手の物件紹介サイトに載っていないようなら、その場で手配するよう指示すべきでしょう。

建物の適切な維持管理についてオーナーさんにアドバイスすることも、管理会社の役割の一つです。健全な賃貸経営を続けるためには、必要な補修をきちんと行っていくとともに、変化する入居者ニーズをしっかり捉え、常に時代に合った物件であり続けるためのリニューアルも必要になってきます。

しかし多くのオーナーさんは世代の違いもあって、最新の入居者のニーズを自分のものとして感じることが難しいのが現実です。そこでオーナーさんが管理会社から適切なアドバイスを受けられるかどうかが問題になるのです。日々、入居者の希望や不満を現場で聞いている管理会社の社員たちこそ、最新の入居者ニーズをもっともよく知る人たちです。

ですから管理会社はオーナーさんに管理計画やリニューアルについて助言すべきですし、オーナーさんも自分から相談を持ちかけて、管理会社の持つ知識を有効活用すべきなのです。そうしたやりとりを通じて管理会社の能力を見極めることができるでしょう。