住宅設計・間取り/住宅設計・間取りのテクニック

気持ちの良い空間をつくるポイントは床材にあり

現在、多くの住宅にフローリングが使われていますが、みなさんフローリングのこと、詳しく知っていますか?種類や形、サイズ、色、板幅、張り方はさまざま。どんなフローリングを張るかによって、室内の雰囲気はガラリと変わります!

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

畳からカーペット、そしてフローリングへ

多くの住宅にフローリングが使われていますが、広く使われるようになったのは昭和の初め頃。それまでは畳が多く使われていました。畳の生活から西洋化に伴ってカーペット、そしてフローリングが使われるようになったのです。一言でフローリングといっても、種類や形、サイズ、色、板幅や張り方のパターンによっても室内の雰囲気はガラリと変わります。そのポイントを考えてみましょう。


フローリングの種類は

フローリングは無垢材(単層フローリング)と複合フローリングの2つに分けられます。さらに複合フローリングの中には第1種、2種、3種に分類されます。

無垢材・・・1本の原木から板を直接必要な方法に切り出したもの

複合1種フローリング・・・ベニヤ合板のみを基材としたもの。表面に天然木の化粧を施す

複合2種フローリング・・・集成材や単板積層板を基材としたもの。表面に突板を貼る。

複合3種フローリング・・・1、2種以外のものすべてを指す

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