パワーポイント(PowerPoint)の使い方/スライドのデザイン

関連するスライドを「セクション」に分けて管理する(3ページ目)

スライドの枚数が多くなると、目的のスライドを探すなどの管理が大変になります。このようなときは、「セクション」機能を使って、関連するスライドをグループ化してまとめておくと便利です。

井上 香緒里

執筆者:井上 香緒里

パワーポイントの使い方ガイド


特定のセクションだけを操作する

スライドをセクションに分けておくと、特定のセクションだけに異なるデザインを付けることも可能です。デザインを変更したいセクション名(ここでは「現状分析」)をクリックし、「デザイン」タブの「テーマ」から変更後のテーマを右クリックし、表示されるメニューの「選択したスライド」をクリックします。
「現状分析」セクションだけに、異なるテーマを適用する

「現状分析」セクションだけに、異なるテーマを適用する

すると、特定のセクションのデザインだけを変更できます。
「現状分析」セクションの2枚のスライドだけ、テーマが変わった

「現状分析」セクションの2枚のスライドだけ、テーマが変わった

また、セクション単位に「画面切り替え」タブから画面切り替え効果を付けたり、「スライドショー」タブから非表示スライドに設定することも可能です。ただし、セクションごとにスライドの向きを縦や横に変更したり、スライドのサイズを変更することはできません。

セクションは印刷にも威力を発揮します。「ファイル」タブの「印刷」をクリックし、「すべてのスライドを印刷」をクリックすると、印刷方法の一覧に「セクション」が表示されます。印刷したいセクション名をクリックして選ぶと、特定のセクションだけを印刷できます。
「セクション」を設定すると、自動的にセクション単位のサブメニューが表示される

「セクション」を設定すると、自動的にセクション単位のサブメニューが表示される

なお、「表示」タブの「スライド一覧」ボタンをクリックして、スライド一覧表示モードに切り替えてもセクションの操作は可能です。
「表示」タブの「標準」ボタンをクリックすると、通常の画面に戻る

「表示」タブの「標準」ボタンをクリックすると、通常の画面に戻る

「セクション」機能を利用して、枚数の多いスライドを上手に管理しましょう。


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※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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