標高2,000mの野外彫刻美術館、美ヶ原高原美術館(長野県・上田)
まるで雲の上にいるような爽快感と開放感のある美ヶ原高原美術館。夏でも涼しいので、羽織るものが一枚あると安心
大きなとうもろこし!? と思いきや、これも作品
標高2,000メートルの高さとあって、北アルプスなどの雄大な景色は息をのむような美しさ。冬はビーナスラインが冬季通行止めとなるため、営業は春から秋の期間限定です(※2012年は4月21日(土)~11月18日(日)の予定)。
4万坪の屋外展示場には350点あまりの現代彫刻が勢ぞろい。パリのサクレ・クール寺院の大吊鐘を制作したパッカール社が作った「アモーレの鐘」はテレビの時報としても使われ有名です。
「こども美術館」。遊びながら自然の造形の面白さを体験できる遊戯彫刻などを展示
美術作品に加えて、展示場に自生する多くの高山植物も見どころのひとつ。高山植物保護のため、展示場では遊歩道以外の緑地へは入れませんが、ところどころにある休憩所ならお弁当の持ち込みもOKです。
子どもたちも思わず目を向けてしまう個性的な作品も多い
現在ギャラリーでは、昨年に引き続き遊びとアートが融合した展覧会「ミッフィーはどこ?-高原のかくれんぼ-」を開催中。今シーズン限りで終了予定なので要チェックです。
■美ヶ原高原美術館
住所:長野県上田市武石上本入美ヶ原高原(アクセス)
電話:0268-86-2331
営業:9:00~17:00、入場は16:30まで
※2012年は4月21日(土)~11月18日(日)(予定)
入館料:大人1000円、大学生・高校生)800円、中学生・小学生700円
※毎週土曜日はファミリーデー。保護者同伴の小学生・中学生は入館無料
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