スーツ・ジャケット/スーツ・カジュアルビジネス

オフィスで着る夏のシャツジャケット

2シーズン目を迎えたスーパークールビズも、さすがに昨年のような混乱はない様子です。「さすがにアロハはありえない」「やはり会社に行くときは、ネクタイをしないと落ち着かない」など、それぞれのオフィスのドレスコードが再確認されました。カジュアルでもいいけれど、きちんと見えるものを、ということで、今年はシャツ地を用いた薄手ジャケットの人気が早くから高まっているようです。

池田 保行

執筆者:池田 保行

メンズファッションガイド

リラックスできて涼しい、シャツ感覚のジャケット

マーガレットハウエル

遠目に無地のハウンドトゥース柄。生地にハリを出すため、撥水シリコンコーティングを施したモデル。肩から裾にかけて切り返しのダーツを入れているのがアクセント。3万9900円(アングローバル/マーガレット・ハウエル メンズ TEL:03-5467-7874)

テーラードタイプのアンコンジャケットも依然人気ですが、対抗としてカジュアルなシャツ感覚のジャケットを羽織るスタイルが夏のオフィスに定着しそうです。肩構築のしっかりしたクラシックなジャケットばかり着てきたオジサンには「?」かもしれませんが、オフ用に羽織れる布帛のジャケットは、タイドアップしたスタイルにはもちろん、ポロシャツやTシャツの上から羽織るオフスタイルにも有効なオールマイティジャケットです。
マーガレットハウエル

コットン100%の布帛生地を使ったジャケット。大人っぽいピンストライプ柄は、オフィスでもシックに装える一着。3万9900円(アングローバル/マーガレット・ハウエル メンズ TEL:03-5467-7874)


マーガレットハウエル

肩と袖の縫い合わせ部分を裏方見たところ。パッドも毛芯も使われていません

胸板やウエストを強調したスタイルではないため、逆にナチュラルなシルエットでリラックス感にあふれています。軽くて気軽で、しかもきちんと見える。「こういうジャケットを探していた!」という方には、ぜひマーガレット・ハウエルのジャケットをオススメします。

シャツ地を使いながら、ラペルのあるジャケットスタイル。3パッチポケット式で、素材によって、フロントカットや切り替えのありなしなど、少しずつデザインが異なっています。3ボタンか2ボタンかなど、セレクトのポイントはありますが、主に素材の色柄で選ぶのがよいのではないでしょうか。

ストライプ柄ならスーツのジャケットと同じ感覚でコーディネートも簡単。ハウンドトゥースチェックのタイプは、撥水コーティングされた機能素材です。シルク混のモデルもあり、こちらはちょっとドレッシーな着こなしにも向いています。
マーガレットハウエル

遠目に無地のハウンドトゥース柄。生地にハリを出すため、撥水シリコンコーティングを施したモデル。肩から裾にかけて切り返しのダーツを入れているのがアクセント。3万9900円(アングローバル/マーガレット・ハウエル メンズ TEL:03-5467-7874) 

極細のナロウラペルですので、Vゾーンにはナロウタイをあわせるのがよいでしょう。シャツも襟は小さいほうがバランスが良いはず。ポロシャツにチビボウタイなんていうスタイリングに羽織ってもよさそうですね。サイズ感はちょっとゆったり着るものありですが、個人的はジャストサイズでシャツ風に着ることをおすすめします。

【問い合わせ先】
・アングローバル/マーガレット・ハウエル メンズ
TEL:03-5467-7874

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