疲労回復法/効果的な疲労回復法

マッサージチェア・ソファで疲労回復!

最近では、一人暮らしのお部屋にも置くことができるマッサージチェア・ソファが販売されるなど、デザイン性やサイズなどで選択肢も増えました。好きな時間にお部屋で疲労回復、いかがでしょうか?

檜垣 暁子

執筆者:檜垣 暁子

カイロプラクティック理学士 / 肩こり・腰痛ガイド

選択肢が増えたマッサージチェア・ソファ

家電量販店へ行くと、マッサージチェア・ソファがずらりと並んでいますね。店頭で試すことのできる商品もあるため、実際に各マッサージチェアの機能を体感してみた、という人もいるのではないでしょうか。

ひと昔前のマッサージチェアは、「部屋のスペースを広くとってしまい、存在感が大きすぎてしまう」「いつのまにか使わなくなり、洗濯物置き場になっている」という声が聞かれることが多かったように思います。しかし、今ではマッサージチェアも選択肢が増え、日々の生活の中でマッサージチェアの活躍の場が増えているようです。
 

インテリアとしても機能するコンパクトマッサージソファ

マッサージ店に行く時間が無い人にも便利なアイテムです

マッサージ店に行く時間が無い人にも便利なアイテムです

お部屋のスペースが気になるという人でも、購入検討ができるように、コンパクトな機種も発表されています。また、どっしりとした重厚感・存在感が気になるという人には、マッサージ機器として使用しない時にもお部屋に馴染む、おしゃれなソファとしての見た目も兼ね備えた機種もあります。

マッサージチェア・ソファのサイズや機能性、取り扱い易さ、ファッション性など、どの部分を重要視するかによって、手頃な価格の機種も販売されるようになり、自宅で手軽にマッサージを楽しむことができる年齢層も広がったのではないでしょうか。選べる幅が広がったため、好みや目的に合わせて、マッサージチェア・ソファを日常生活に賢く役立て取り入れ易くなりました。
 

マッサージチェア・ソファはどんな時に使う?

いつも肩こりや腰の疲労感が気になっている、という人は、肩周辺や腰部のコリをほぐすためにマッサージチェア・ソファを役立てたいと、だいたいのイメージはつきやすいと思います。肩に近い首の付け根付近や、背中から腰にかけてのマッサージ機能は、昔からありましたが、現在では、お尻やフトモモ、ふくらはぎへの圧迫によるマッサージや、足裏がポカポカと温かい温感機能、首の付け根だけではなく、首スジへのマッサージ機能など、心地良さだけをとってみても、その種類やほぐす範囲が増えています。

マッサージチェア・ソファの取り入れ方しだいで、肩こりや腰の張り感の緩和以外にも、全身的なリラックス効果や足の疲労回復などにも役立てることができると思います。また、インテリアとしてソファ購入を検討していた場合に、「時々、マッサージ機能も使いたい」「来客の際に喜んでもらいたい」といった理由で、コンパクトサイズのマッサージソファを……と考える場合もあるようです。
 

選ぶときの注意ポイントは?

マッサージチェア・ソファは、ご自身の目的に沿ったものが選べるように、店頭やショールームで実際に目でサイズの確認や、マッサージの感覚も確認した方がよいと思います。座り心地、マッサージの種類や体に当たるモミ玉の強度、幅などは、メーカーにより違いがあるため、好みにより大きく選択が変わると思います。

また、マッサージチェア・ソファは、痛みやしびれなどの治療器具ではないため、体の状態によっては、使用が適さない場合もありますので、症状がある人は使用の際には、医師に相談するなど、注意が必要です。座った時、リクライニングした時、マッサージ機能使用中に、体の力を抜くことができるものを選びましょう。マッサージが痛く感じ、体に力が入ってしまう、といったことがないように、気持ちよく筋肉をほぐし、心身リラックスができることがポイントです。

次に、私のオススメするマッサージチェア・ソファを2つご紹介しましょう。
 

フジ医療器 ゼロフロートAS-650ZG

マッサージの際に体に当たるモミ玉の感覚が、しっかりしているように感じるかもしれません。じっくり深くほぐしたい人に好まれるのではないかと思います。脚のせ台は、自動で引き出すことができます。脚のせ台を収納した状態で、奥行きは110センチメートルあり、壁から背もたれ部が12センチメートル以上離すとリクライニングが可能です。

 

Panasonicマッサージソファ EP-MP62

部屋に合わせて、マッサージソファの色(デザイン)を選ぶことができます。脚のせ台を引き出した状態で、リクライニングさせると、脚のせ台から背もたれまでの奥行きは160センチメートル、台を収納した状態でも137センチメートルとコンパクトです。首の後ろ側へのマッサージが可能なタイプです。足裏の温感機能も、脚の疲労が強い人には嬉しいかもしれませんね。

 

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