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新デザインにAV機能が満載 富士通 ESPRIMO FH56/HD

富士通 FMV ESPRIMOの2012年夏モデルが発売された。デザインがよりスタイリッシュに一新された一体型のFHシリーズから、FH56/HDをご紹介しよう。スマートフォンとの連携はもちろん、ワンタッチで5秒後にテレビ番組を視聴できる「クイックテレビ」などが便利だ。

大島 克彦

執筆者:大島 克彦

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富士通・FMV ESPRIMOの2012年夏モデルが発表された。従来から堅実な製品づくりに定評のあるFMVだが、今モデルはメインストリームのFHシリーズ下位でデザインを一新。携帯電話との連携など、ツボも押さえている。今回は、そのFHシリーズからFH56/HDをご紹介しよう。検証には試作機を使用したため、細かな性能などは実機と異なる場合がある。

FH56/HD

境目がなく、光沢のある画面は美しいFH56/HD



新デザインでよりスタイリッシュに

FMV ESPRIMOのFHシリーズは、23型または20型のワイド液晶一体型で、FMVの中心的機種である。23型と20型では、前者は脚部が1本、後者は3本と、デザイン上の微妙な違いがある。中でも20型のモデルは、16~20万円前後と求めやすい価格帯でありながら、AV機能を充実させた機種として、店頭でも有数の人気機種となっている。

今モデルは、モニタを21.5型のIPS液晶へとわずかに大きくするとともに、画面側をフレームとパネル部の境目がない「フルフラットファインパネル」に変更された。正面から見るとこのパネル部は実に美しい印象を受ける。

また、脚部のデザインも前方傾斜したライトなものとなっており、全体によりスタイリッシュなデザインとなったと言える。重量は、ほぼ前モデルまでと同じだ。
FH56/HD

脚部もコンパクトだが、つくりはしっかりしている


カラーはシャイニーブラック、スノーホワイト、ルビーレッドの3色。下位のFH54/HTには、ルビーレッドは用意されていない。レッドは、前モデルよりも明るい色調となっている。
FH56/HD

パソコン上面には、省電力設定の「ECOボタン」などがある


スピーカーはONKYO製で「DTS Ultra PC II Plus」(後述)への対応は、前モデルと同様。ただ、従来はモニタ下部に正面を向いて配置されていたスピーカーが斜め下向きとなり、接地面に反射させて響かせる仕様になっている。

次のページでは、FH56/HDの機能について紹介する。

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