タイ/アユタヤ

アユタヤのグルメ・レストラン(3ページ目)

アユタヤで遺跡巡り、象乗り、水上マーケットなどの観光を楽しんだら、次はアユタヤのグルメを堪能しましょう!バンコクと近いアユタヤですが、意外や意外、バンコクではなかなかお目にかかれない巨大な川エビの炭火焼が、ひとクセあるけどやみつきになる麺料理、日本人の口に合うタイのお菓子などグルメスポットが充実しているのです。

執筆者:清水 千佳

ローティーサイマイ(タイの綿飴クレープ)

ローティーサイマイ

これがローティーサイマイ。甘みの強いお菓子が多いタイだが、これは日本人好みのあっさり味

日本の綿飴に似たサクサクした糸状の砂糖菓子を、クレープのような薄い生地で巻いて食べるローティーサイマイというタイのお菓子があるのですが、実はこれもアユタヤ名物。バンコクでもたまに売られているお店を見かけますが、アユタヤの専門店の数はかなり多くバンコクの比ではありません。もともとイスラム圏から入ってきて、その後タイの材料や味を加え出来あがったローティーサイマイ。アユタヤはタイの中部地方の中でもイスラム教徒タイ人の多い街ということもあり、このお菓子が名物となりました。

「タイのお菓子はどうも甘すぎるので苦手」という日本人の声を聞くのですが、「ローティーサイマイだけは好き!」ろいう人も多く、ガイドの日本人の友達でも「あのサクサクした食感とタイのお菓子にしては優しい甘さがはまる!」という人が結構います。正直、どこで食べてもそれほど大きく味に差があるわけではありませんが、タイのメディアでもよく紹介される人気店がこちら。

ローティサイマイ・バンイムローン

サイマイ

お店の中でお菓子を作っている様子を見ることができる。これはサイマイ(糸状の綿飴)を作っているところ

巨大な仏塔と寝釈迦像で有名なワット・ヤイチャイモンコンの近くにあるローティーサイマイ・バニムローン。バンとはイスラム言葉でお兄さんと言う意味でイムローンは名前で「イムローン兄さんのお店」。お店ではローティー(クレープ)を焼く担当、サイマイ(綿飴)を糸状に作る担当に分かれ、実演販売されています。巨大な飴の塊が少しずつ引き延ばされ、気づいたら細かい糸状になっているという様子は思わず見ていてひきつけられるものがあります。

ローティーサイマイ

ガイドもローティー(クレープ)作りに挑戦したまったく上手く作れず苦戦!

希望者はローティー(クレープ)焼きを無料で体験させてくれるのもこのお店の魅力。ガイドも挑戦してみましたが、思っていた以上に柔らかくてぷにゅぷにゅとした生地の塊を鉄板の上にきれいに焼いていくのはかなり難しい。従業員の人たちは数カ月の修行を積んできれいに焼けるようになるのだそうです。

ローティーサイマイは袋にローティー(クレープ)が8~9枚とサイマイ(綿飴)が入っていて1袋35バーツ(約98円)。1袋あれば2~3人で充分足りるほどのボリュームです。ちなみに常温であれば3日間は日持ちします。

<DATA>
■Rotiisaimai BangImron(ローティーサイマイ・バンイムローン)
住所:Wat Yai Chaimonkon Street, Ayutthaya
TEL:085-812-4288
営業時間:24時間営業
定休日:無休
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