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Q86 日焼け止めの正しい選び方、塗り方

日焼け止めの正しい選び方、塗り方を、 山本浩未さんに教えてもらいましょう!

執筆者:MICO 編集部

今回はこんな質問が届きました

日焼け止めの正しい選び方、塗り方を教えてください。UV乳液、UV下地などどれを選べばいい?また目からウロコのポイントもお願いします!


乳液でも下地でも、どれかひとつでもUV効果の入ったアイテムを使えばOK

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最近の日焼け止めはどれも優秀で、UV効果の入ったアイテムをひとつ使えば、私は乳液でも下地でもアイテムは問題ないと思っています。たくさんアイテムを重ねればいいような気がしますがそうではないの。例えばSPF50のUV乳液の上に、SPF50のUV下地を重ねて効果が100になるかって言ったらそう単純でもなく……。無理に重ねることで仕上がりの邪魔をしたり、崩れの原因になる場合もあるんです。もちろん重ねることでの効果もありますけれどね。要は何を優先させたいか、なんです。

とにかく日焼けしたくないなら、UV効果の高い日焼け止めを、ベースメイクで肌をきれいに見せたいなら、下地の中にUV効果が入ったものなど。目的やなりたい肌によって優先順位をつけて選ぶとわかりやすいかもしれないですね。

アイテムを選ぶときは、紫外線を防ぐ『SPF』と『PA』表示もチエックしましょう。SPFは、いわゆる炎症、肌を赤くしたりするB波を防ぐ数値。だいた5ぐらい~100ぐらいまであり、日常生活なら20前後、外出をよくする人、リゾートなどでは50が目安と言われています。ちなみに100までありますが、SPF50でその効果は横ばいになるといわれています。肌の奥にダメージを与える紫外線A波を防ぐのは『PA』。『+、++、+++』と3段階表記。これらを目安に自分にあったものを選びましょう。

さて塗り方。とにかくムラなく、すき間を作らないように塗るのが鉄則。顔全体に塗ったら、出っ張った鼻の頭や頬など日に当たりやすいところは重ね塗りをしましょう。小鼻のワキ、目の横、フェイスラインなど細かい部分にもちゃんとなじませて下さいね。さらにデコルテ、耳の後ろ、首の後ろも塗り忘れが多いところなども忘れずに。

では、目からウロコポイント!1日外回りとか、とにかく焼けちゃいそうな予感のする日、日焼け止めを塗り直しをしましょう。といっても全部をオフして塗り直すのではなく、目の下から頬、鼻回りといった焼けやすくかつ化粧が崩れやすい部分のみを、コットンに乳液をつけたものでふき取り、境目をスポンジや綿棒でぼかして境目のつなぎは自然になじませます。新たにUV下地、ファンデーションを新たに塗ります。塗り直すことでしっかり紫外線を防御できますよ。

山本浩未さんおすすめのアイテム

 

美容液タイプのUV乳液で美肌中心に紫外線ケア
山本さんが普段使いしている、日中の乾燥や紫外線から肌を守る美容効果の高い日中用乳液。こちらはしっとりのβ。さっぱりのαも。エスト ホワイト二ングフォース デイエマルジョン50 β(SPF50/PA+++ )30g/6300円/花王エスト

 

 

エイジングケア発想で選んだ植物保湿成分配合しっかりUVケアしつつ、軽い付け心地のティント乳液。新色のライトベージュは、赤みをカバーして自然な仕上がり。UV-プラスHP マルチ デイ スクリーン ティンテッド(ライトベージュ/SPF40/PA+++)30ml/5250円/クラランス

 

 

山本浩未さん プロフィール
さまざまなメディアで大人気のヘア&メイクアップアーティスト。取り入れやすいメイクテクが、幅広い年代の女性に支持される秘密。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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