会期中の交通・宿泊
会期中は混乱が予想されるロンドンの公共交通機関。移動にはじゅうぶん余裕をみてくださいね。
期間中の混雑を避けるため、ロンドン市内の企業に対しては、会期中の時間差通勤や在宅勤務、長期休暇などを奨励するようにお達しが出ているほど。通勤手段も、混雑しそうなルートを避けるとか、自転車通勤にしてみるとか、いろいろな事前アドバイスが発表されています。「Get ahead of the games」というサイトでは、五輪会期中の公共交通機関の混雑予測や駅の閉鎖情報、代替ルートの提案などが公表されています。常時アップデートされる予定なので、こまめにチェックすることをおすすめします。
【参考リンク】
- 五輪期間中の公共交通機関情報サイト Get Ahead of the Games (英語)
そしてロンドンのホテルは、この時期ぐ~んと宿泊料金がアップ。通常の2~3倍程度になっている場合も多く、人気のホテルは既に予約が取りづらくなっています。とはいえ、4月末時点では全く無理!という状況でもないので、旅行の予定が決まったら早めに手配しておきましょう。
旅の上級者には「キャンプ」というオプションもあります。手配やセキュリティーなどの面で注意が必要なので、初心者にはオススメしませんが、自己責任で普段と違うロンドンを楽しみたい!という人は試してみてはいかがでしょうか?
7月26日~8月13日の期間限定で、オリンピックパークからバスで10分程度のウォルザムストウにキャンプ場が開設されます。いわゆる普通のテントなら2人用で一泊60ポンドから。ライブパフォーマンスも予定されていて、ちょっとしたフェスティバル気分が味わえそうです。
キャンピングインロンドン(英語)
他にも、やや郊外になりますが、一泊から利用可能な常設キャンプ場施設/キャンピングカーもあります。一泊10ポンド~
ロンドン観光局キャンプ場紹介ページ(英語)
この時期特に注意したいこと1:治安
貴重品への注意を呼びかける電光掲示板
またテロの危険性もなくなったわけではありません。イギリスのテロ警戒レベルは上から3番目の「Substantial」(テロが起こる可能性が高い)という評価です。予期しないときに突然起きるものですから自分では防ぎようがないものですが、不自然な行動をとる人物や持ち主の分からない荷物には近寄らないなど、できる範囲の注意を心がけてください。混乱時には携帯電話が通じなくなる可能性が高いので、もしテロに巻き込まれたり、混乱で友人や家族などとはぐれたりした場合に備えて、あらかじめ待ち合わせ場所を決めておくのも良いでしょう。
ロンドンの治安とトラブルに巻き込まれたときのアドバイスはこちらの記事を参考にしてください>>>ロンドン の治安
この時期特に注意したいこと2:入国審査場の混雑
空港、特にヒースローではかなりの混雑が予測されています。入国審査に数時間待ち、なんて警告も出ているほどなので、入国当日の予定にはじゅうぶん余裕をもって。ロンドン近郊で日本からの直行便があるのはヒースロー空港だけですがもし経由便やイギリス国内の周遊旅行などを考えている場合は、ヒースロー空港を避けるのも一つの手段かもしれません。