エントリーモデルの中でも実力イチ!? Cyber-Shot DSC-WX50
DSC-WX50は実売価格で1万円台半ばとなるエントリークラスのデジタルカメラ。ただし、機能や写りはエントリーモデルとはちょっとかけ離れたものとなっている。ちょっと注目のデジタルカメラといえるだろう。DSC-WX50(ブラック)
エントリーモデルとしては驚きのデザイン
エントリーモデルではあっても質感が高いことがファーストインプレッションとして挙げられるだろう。カラーバリエーションは4色が用意されているが、ブルーを除いた3色はレンズ鏡胴までカラーが揃えられている。今回使用したモデルはブラックだが、エントリーモデルであるという予備知識なしに見たときに、1万円台半ばで購入できるものとはちょっと思えない質感だ。
デザインも「エントリーモデルだから」という理由で妥協した部分がないように見える。さすがに「高級感溢れる」とまではいかないが、スイッチをオフにしたレンズ収納時にほぼフラットになることや、ボタンやスイッチまでカラーリングが揃えられているところなど、ちょっとエントリーモデルであるとは思えないレベルだ。
本体サイズは92.2(W)×52.0(H)×19.1(D)mm。重量はメモリーカード、バッテリー込みで約117グラム。充分にコンパクトで、男性であればブルゾンのポケット、女性であればポーチの片隅にすら入れることが可能な大きさとなっている。前述したようにレンズ収納時はほぼフラットになることもあり、収納時の体積は最小限になっている。可搬性も高いというわけだ。
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