成功した人の苦労、努力は並大抵のものではないです
「お金持ちにはもっと課税すべきだ」という意見があります。あくまで個人的な考えですが、私は、その考え方には反対です。なぜなら、努力し成功した人を尊敬し称えられない国家は社会主義と同じで、衰退するしかないと考えているからです。成功した人、お金持ちになった人に嫉妬をする人が増えているがそれは健全な社会といえるでしょうか
親から莫大な資産を受け継いだ人はともかく、「成功した」と呼ばれる人の多くは、リスクを取って一代で財を成しています。彼らの努力と苦労は並大抵ではありません。私たち一般人が家でテレビを見ているときも、休日に家族で遊びに出かけているときも、彼らは働いていました。胃に穴が開くような資金繰りのプレッシャー、従業員の集団退職、信頼していた参謀の裏切りなど、普通の人には想像もできないような苦難をくぐり抜けています。
アフリカで起業し、成功した友人は何度も命を狙われた
アフリカで年商300億円を売り上げる企業グループを作った私の友人は、取引で何度も命の危機にさらされたそうです。普通の人ならしり込みするリスクにチャレンジし、彼は若干30歳にして、今や十数社のオーナーです。別の友人で、これも会社経営者ですが、彼は年間1500万円もの税金を払っています。普通のサラリーマンの年収の2倍もの税金ですが、これほど納税している人はいったいどれくらいいるでしょうか。彼もやはり、会社に泊まり込んで仕事をする日がよくあると言っています。そんな彼らの数十年もの努力と苦労に敬意を払うどころか、今現在の収入だけをつかまえて「自分たちばかりいい思いしやがって」「高額所得者には増税しろ」「収入の多い人には給付を減らせ」と嫉妬攻撃をする。なんと醜い姿だろうと感じます。