ブルーエアCEOベント・リトリ氏にインタビュー

ブルーエア社CEOのベント・リトリ氏

ブルーエア社CEOのベント・リトリ氏

米国家電製品協会が定める事実上の世界基準CADR(クリーンエア供給率)で、No.1を獲得したスウェーデンのブルーエア。そのCEOであるベント・リトリ氏が来日。なぜ、世界42カ国で愛用されるほどのクオリティを実現したのか、どのようなアプローチで製品作りをしているのかを聞きました。

リトリ氏は元々、同国の家電総合メーカー・エレクトロラックスの空気清浄部署にて部長まで歴任しながら、「世界で一番優れた空気清浄機を創りたい!」と、1996年に自ら飛び出し、空気清浄機専業メーカーであるブルーエア社を設立した人物。それだけに言葉の端々に、空気清浄機に対する強いこだわりを感じさせながらも、撮影中はユニークなポーズをどんどん取るなど、陽気なジェントルマンでした。


それでは、ブルーエアが他の空気清浄機と何が違うのか、まずはその基本性能から紐解いていきましょう。


 

Q:ブルーエアの魅力である基本性能とは?

ブルーエア270E

コンパクトモデルのブルーエア270E

「プラズマクラスター」「ナノイー」など、“イオン”を利用して、部屋の空気をきれいにするのが、一般的な日本製の加湿空気清浄機です。一方、ブルーエアは、それらとは違い、大きな通風量で空気中の汚れを一気に吸い、フィルターで捕まえるだけというシンプルな構造。日本製の加湿空気清浄機に慣れた人からすると、「イオンがなくても大丈夫?」と思ってしまいますが、その理由とは?

 

ブルーエア独自の空気浄化の仕組みは、3ステップHEPASlientテクノロジーにより実現。粒子イオン化技術と、目の大きさの異なる圧着3層構造フィルターを融合することで、「ハイスピード清浄」と「高い除去率」を両立

ブルーエア独自の空気浄化の仕組みは、3ステップHEPASlientテクノロジーにより実現。粒子イオン化技術と、目の大きさの異なる圧着3層構造フィルターを融合することで、「ハイスピード清浄」と「高い除去率」を両立

「部屋は閉め切っていても汚れがどんどん入ってくるので、清浄スピードが遅いと空気をきれいに保てません。その点、ブルーエアは通風量が日本の加湿空気清浄機とは段違いで、スピーディに部屋の空気をきれいにするのが特徴。3層構造のフィルター(左図参照)は目詰まりせず、吸引力が弱まることがありません。大きなファンを搭載しているので、駆動音もとても静かなんですよ(リトリ氏)」

そのシンプルな構造こそが、世界No.1の空気清浄機としての自信の表れなんですね。


Q:半年に一度フィルター交換する理由は?

花粉、ウイルス、細菌、カビ菌、アレル物質など0.1ミクロンというナノレベルの粒子を99.97%除去する3層構造フィルター。交換時期の目安は操作パネルでお知らせ

花粉、ウイルス、細菌、カビ菌、アレル物質など0.1ミクロンというナノレベルの粒子を99.97%除去する3層構造フィルター。交換時期の目安は操作パネルでお知らせ

ブルーエアのメンテナンスの大きな特徴が、“半年に一度のフィルター交換”を推奨しているところ。一般的な国内製の加湿空気清浄機が、“10年間フィルター交換不要”と銘打っているものが多いだけに、ランニングコストがやや心配ですが……。

「ブルーエアは多くの汚染物質や粉塵を素早く取り去ります。その分フィルターに汚れが溜まるのも、とても早いのです。空気清浄機のフィルターが不衛生な状態だと、その機能が半減してしまうので、できるだけ半年に一度のフィルター交換(24時間稼働の場合)をおすすめしています。加湿機能をあえて搭載しないのも、実は清潔さを重視しているからなんです。水分が加わると、バクテリアなどが繁殖しやすく、機械の中でカビが生える可能性も高まるからです(リトリ氏)」


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