ボランティア/ボランティア関連情報

これから私たちにできる復興支援ボランティア(3ページ目)

東日本大震災から1年が経過しましたが、復興までには長い時間がかかるだろうと考えると、たくさんの支援が必要なのは、むしろ、これからといえるかもしれません。では、これからどんなボランティアが必要とされるのでしょうか。また、遠方からはどんな支援ができるのでしょうか。東日本大震災の被災地のためにこれからできるボランティアをまとめました。

筑波 君枝

執筆者:筑波 君枝

ボランティアガイド

自宅にいながら支援する方法は?

石巻市

2012年2月の石巻市。港の近くには撤去されたがれきが山積みでした。石巻市のがれきの量は震災前に市が処理していた100年分にも相当するそうです。

自宅でできる活動も様々ですが、支援のポイントは2つだとガイドは思います。1つは、現地で活動をしている団体を支援すること。もう1つは産業を支援することです。

1つめの団体を支援することは、特定の団体への募金や寄付でもいいですし、あるいはご紹介したようなお茶っこやカフェ隊など特定の活動を支援してもいいでしょう。

特定の団体ではなくても、中央共同募金会の “災害ボランティア・NPO活動サポート募金”などに協力してもいいでしょう。これは被災地で活動する団体を支援するための基金として、東日本大震災後に立ち上がったもので、支援活動をする団体への助成金として使われます。

また、義援金や支援金への関心が薄れがちになっているからこそ、3.11を契機に義援金をという形で支援をしてもいいでしょう。日本赤十字社などの義援金に協力してもよいですし、子どもたちを支援する基金として"ハタチ基金""みちのく未来基金"などが生まれています。子どもたちの未来を支える仕組みとして応援するのもいいでしょう、
 

産業を支援しよう!

もう1つは、被災地が自立するために、産業を支援することも大切です。被災地の物を購入したり、ガイド記事「被災地の手仕事を応援しよう!」でも紹介したような被災した人たちが作っている小物などを購入することもおすすめです。

さらにガイド記事、「思いをお金に託し、東北の産業を支援する」でもご紹介した一口オーナー制度や、復興支援ファンドなどに協力することで、少額で被災した企業を支援することができます。仕組みは運営者によって異なりますので、サイトの説明をしっかり読んで協力しましょう。震災から時間が経過していることで、様々なオーナー制度やファンドが生まれていますが、ガイドから見て、運営者の手数料が高いなと思うところもありますので、他のサイトと比較しながら「ここなら」と納得できたら、協力するようにしましょう。
 

被災地が自立を支えるサポートとは?

同時に、支援をする際に地域の経済が自立していくようなサポートの仕方を考えていくことも必要です。たとえば、物を送るにしての、何か新しい活動を立ちあげるにしても、現地の事業者を阻害しない形はどうすればいいのか。

被災直後のように、遠方からドカンと物を送る支援の仕方は求められていません。地域経済が循環していくような物の支援はどうすればいいのかと、地元の復興を後押しする存在としての支援のあり方も考えながら、協力していきたいですね。

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