スポーツ&エコ、より若々しいイメージで登場

ベントレーコンチネンタルGTV8

2010年のパリサロンでお披露目されたコンチネンタルGTのV8エンジン搭載モデル。ダークメッシュグリルやエアインテークを三分割したデザインのロアバンパーなどが12気筒モデルとの違いとなる

ベントレーコンチネンタルGTCV8

昨年のフロンクフルトショーに登場した2代目GTCのV8モデル。ブランドバッジの“ウイングド B”は赤いエナメルで12気筒モデルと差別化。ホイールにも同様の赤いバッジが付く

キープコンセプトで2代目にフルモデルチェンジしたばかりのコンチネンタルGT&GTCに、アウディとの共同開発による新パワートレイン 4リッターV8直噴ツインターボ+8AT(気筒休止付き)が、あらたに搭載された。

既存のW12ツインターボは併売されるというから、ベントレーマニアならずともその棲み分けが気になるところ。もちろんV8の方がお買い得バージョンであることは容易に理解できるが、パワースペックがさほど見劣りせず、絶対的に効率のいいパワートレインであるならば、そちらに一本化しても良さそうなものだが……。ベントレーによれば、12気筒という記号性を好むユーザーがまだ少なからずいるといい、その層を裏切る行為はできるだけ慎みたい。V8はより若々しく、スポーツ&エコのイメージで売り出すのだという。

なるほどベントレーといえば、歴史的にみると、われわれが今思っている以上にドライバーズカー色の強いブランドだ。高級車ビジネスにおいて、そのスポーツ性がプレミアムの重要な要素になった今、正統なヘリテイジに純度の高いスポーツ性を持つブランドが、それを上手に生かさないという手はない。

その成果を試すため、スペインの北部、リオハワインで有名な地で開催された国際試乗会に参加した。

V8を積んだGT、GTCの両モデルを試したが、テストカーにはいずれも専用デザインの21インチ・オプションホイールが与えられていた。ブラックアウトされたグリルや、8の字型のエンドパイプと相まって、見るからにアグレッシブなたたずまいをみせる。