デジタルビデオカメラ/デジタルビデオカメラレビュー

パナソニック V700M レビュー(2ページ目)

パナソニックのビデオカメラ「V700M」は、小型でフルハイビジョン対応。夜でもきれいな映像が撮れ、強力な手ブレ補正を搭載した愛情サイズのビデオカメラです。

阿部 信行

執筆者:阿部 信行

デジタルビデオガイド

手ブレ補正が強力

小型カメラの場合、どうしても気になるのが手ブレです。手ブレを防ぐためには、ビデオカメラ自体にある程度の重さが必要なのです。しかしV700Mには、そんな心配は無用でした。このV700Mには「5軸ハイブリッド手ブレ補正」という機能が搭載されているのです。

これまでのビデオカメラの手ブレ補正では、手首の縦・水平、腕の左右・上下という4軸の動きを補正する機能が主流でしたが、これに加えて、歩くときに発生する回転方向の手ブレを補正するという、業界初の5軸による手ブレ補正を実現しています。
歩き撮り

手ブレ補正が強力で、歩き録りもOK


したがって、歩き撮りをしても手ブレのない映像が撮れ、散歩はもちろん、ウィンドウショッピングしながらの撮影映像なども楽しめました。


暗くてもきれいな映像

ちょうど銀座をぶらぶらしながら歩き撮りなどしていたのですが、時間はもう夕方。車などもライトの点灯が必要な程度の暗さ。しかし、撮影した映像見てびっくりしたのは、全く暗さを感じさせず、とてもきれいに撮れているのです。
夜景

暗くてもきれいに撮れる


暗いところでもきれいな映像が撮れるのは、集光率を大幅にアップしたセンサーを利用しているから。センサー内配線層の小型化や受光面積の拡大、フォトダイオードの大型化などによって実現しているのですが、この新しい高感度MOSセンサーによって、暗いところでも美しい映像撮影が可能なのですね。


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