「もっとこうしておけばよかった」という反省点は?
携帯電話は貴重な情報源。震災後から充電を心がける人が増えました
大きな災害が起こったときに、様々な判断や行動を分わけるのが情報。家族の安否を含め、情報を得られることが安心感や冷静な行動へとつながります。その情報収集のツールとなる携帯電話について「充電をしておくべきだった」という回答も多く寄せられました。
■情報の大切さ
・ここまで大きい被害があると思っていなかったので、きちんと情報を把握して、行動するべきだった。
・営業先にいたのですが、電車などがすぐに復旧すると思って歩き回りすぎました。そのせいで無駄に疲労が溜まった気がします。
・震災直後、ラジオやテレビ、携帯などでちゃんと情報を得てから次の行動に移れば、そのままムリに仕事をせずに帰宅するなどの判断ができたと思いました。家族との連絡の取り方も備えておきませんでした。
・携帯の充電器が必要だと思った。
・災害時の通信手段の確保です。携帯が全くつながらず、パソコンのインターネット通信も接続が悪く、連絡が取れないのが困りました。こちらの安全を伝えるのも周りの安全を把握するのもできないと対策が打てないと困ります。
・実家や地元の友だちが心配してくれたが、電池が残り少なくて、災害時伝言ダイヤルに登録しなかったが、たくさんメールが届いていた。
・避難場所など普段から確認しておかないといけないな、と思いました。
■帰宅困難への備え
・歩いて帰るときブーツだったので、歩きやすい靴があればよかった。
・会社から自宅まで歩くとどれくらいかかるのか、また、どのルートが一番早く安全に帰れるかといった情報を調べておけばよかった。
・会社にも、緊急時用の水や、カップめんなどを用意しておくと安心だと思いました。
■備蓄の必要性
・電池や懐中電灯、ラジオが無くて困ったので、用意しておけばよかったと思いました
・何の備えもしていなかったので、最低限の食料品などはストックしておかないといけないな、と思いました。
次は、震災後の自宅や勤務先の防災対策について聞きました>>