やっぱりハンサムはデヴィッド・ボウイだ。
ガイド:今回、コラボ曲が多いですね!「見守ってる見張ってる愛してる」に参加されたTATTOO ME(ツカザキタカシ)さんは LONESOME DOVE WOODROWSという硬派なイメージのロックンロール・バンドの方ですが、意外な組み合わせですね。どのようなつながりでコラボすることになったのでしょう?
テクマ!:
ツカザキ君は先日までFARMSTAYのメンバーだったですよ。FARMSTAY、特にアサウチ君とは以前から仲良くて、ある打ち上げの席でツカザキ君とストーンズやデヴィッド・ボウイの話で盛り上がり、後日テクノポップ研究所でボウイのDVDを観ながらふたりで呑んでいるときに「ボウイの『Fashion』のロバート・フリップみたいなギター弾かせてよ。」と言われまして、その曲に参加してもらったという流れです。カッティングとかもちょっと弾いてコピペ、じゃなくて1曲通して弾かせたのですが、それが凄く彼にとって新鮮で良かったようで、そのロック魂を買ってもらい、先に話したロンサムの録音をやらせてもらうことになったんです。
Fashion (YouTube)
高校生の時にこんな曲を作ったハンサムは私だ。
ガイド:「Cut」は、コラースとギターがツボのファンキーな曲! eliさん(元Love Tambourines)とJakeさん(元グニュウツール)が参加されていますが、これは曲と人選がすごくかみ合っていますね。
テクマ!:
ありがとうございます。Jakeさんはこの録音を最初として、今では僕のトラックでのメインギタリストになってしまいました。で、Jakeさんはなんせなんでも出来るので、この曲の場合は「黒人の兄弟が左右でカッティングをしていて、そのふたりにギターを教えた、ギター上手いんだけど若干出しゃばりでめんどくさい親戚のおじさん、がソロをやる感じでお願いします。」とオーダーして弾いてもらいました。eliちゃんは「80年代の打ち込みファンキーな曲での黒人コーラスのお姉ちゃん」を完全に演じてくれましたね。そうだ、メロディやアレンジが若干変わってはいますけど、これは僕が高校生のころに作った曲なんです。