ふくらはぎと腰は影響しあう

体の使い方によってふくらはぎへの負担も変わります

体の使い方によってふくらはぎへの負担も変わります

足がむくんだり、だるくなったりすると気になる「ふくらはぎ」の存在ですが、そういった自覚症状があらわれた時には、すでにふくらはぎの筋肉にも負担が掛かっているということになります。

こうしてふくらはぎの状態に注目することは、腰への負担も予測でき、腰部の血流の滞りを予防することへつなげることができます。ふくらはぎと腰は、離れた部位ですが、重心のバランスを考えた際に、影響し合い、それぞれの筋肉が過剰に緊張し、筋肉の張り感や痛みに繋がる可能性があります。

疲労しやすいふくらはぎ

ふくらはぎは、第二の心臓とも呼ばれ、心臓と同じように血液を循環させるためのポンプとして、とても大切な役割を担っています。また、日常生活の中での動作や姿勢において、あらゆる体重移動に耐えながら、体を支えているといった、疲労しやすい部位であることも想像がつきます。生活習慣や仕事での姿勢、スポーツでの筋肉の使い方などにより、体の各部位に起こりうる部分的な筋肉の過度な緊張は、重心のバランスを乱す要因となることがあります。

その結果、右側に体重がかかりやすくなり、右側のふくらはぎが硬く張ってしまったりと、変化がみられることが考えられます。そうなると、重心線(身体に無理のない姿勢バランス)のズレが予想されます。姿勢保持の補正のために腰の筋肉にも過度な緊張が生じ、血流が滞り腰においても疲労がたまりやすい状態になっている恐れがあります。ふくらはぎの状態を確認しつつ、二次的な腰への影響を極力避けることで、腰の疲労感を感じにくくしましょう。

1日の終わりに確認! ふくらはぎチェック

つま先を手前に動かしたとき、左右のふくらはぎに違和感の差がありませんか?

つま先を手前に動かしたとき、左右のふくらはぎに違和感の差がありませんか?

1日頑張ったふくらはぎの状態を帰宅後チェックしてみましょう。入浴によって温まり、筋肉がほぐれる前にまず確認して、さらに入浴後にも確認し、変化が出るかもチェックできると、ふくらはぎの不調具合の目安になります。

ふくらはぎへの負担が強く、慢性的に疲労がたまっている可能性がある場合は、温める前後で変化がみらない場合があり、ふくらはぎも腰のコンディションも要注意です。

  1. 足首をゆっくりと回すと、予想以上に動きがスムーズではなく、足首の硬さや左右差を感じることも
  2. ふくらはぎを掴んでみると、硬さがあり、さらに左右差がある
  3. 普段の自覚症状として、ふくらはぎの張り感、だるさ、むくんだ感じなどがある
  4. 立ち姿勢で両足を前後に開き、ヒザを曲げてアキレス腱をストレッチした際に、硬さを感じる。アキレス腱を圧して、硬さの左右差を実感できることも場合もある
  5. 夕方、夜は特に足がむくみやすい
  6. 腰部、お尻が冷えたように感じたり、足が冷えることが多い
  7. 平らな道でつまづきやすくなった
  8. スリッパが脱げやすくなったり、段差や階段で足がひっかかりやすくなった
  9. 足のつま先を上下に動かした時に、ふくらはぎの違和感、つりそうになる感覚がある
  10. ウエストのくびれに左右差がある

上記のような傾向がみられる場合、腰に関わる疾患がある場合もありますが、疾患ではなく、ふくらはぎや腰に負担がかかり、機能低下を起こしてあてはまることがあります。1項目でもあてはまる場合は、その日のうちにふくらはぎをほぐして疲労をためないようにしましょう。同時に腰の筋肉疲労も蓄積されないよう意識し早めにケアを始めることが大切です。


■参考記事 → 腰の疲労をやわらげましょう!
【1分】カンタン腰痛予防体操



※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※当サイトにおける医師・医療従事者等による情報の提供は、診断・治療行為ではありません。診断・治療を必要とする方は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。記事内容は執筆者個人の見解によるものであり、全ての方への有効性を保証するものではありません。当サイトで提供する情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、各ガイド、その他当社と契約した情報提供者は一切の責任を負いかねます。
免責事項