騒音・ニオイなど…隣人トラブルを避けるには?
どんな人が住んでいるのかは部屋の周りにも現れます。下見は部屋の中だけじゃなく外も!
■共用部や建物の周りから隣人がわかる!?
下見というと、室内の様子を確認するだけで終えてしまう人がいますが、必ずチェックしてほしいのが建物の共有部分やその周辺。そこを見ると、どんな人が住んでいるのか、また管理が行き届いているのか、わかることがあります。
廊下にモノが出しっぱなしになっている部屋が多かったり、ポストからチラシや郵便物があふれていたり、ゴミ捨て場がゴミで散らかっていたり、自転車やバイクがぐちゃぐちゃに駐輪されたりしているときは要注意。マナーの悪い住人がいたり、建物の管理がおざなりになっている可能性が高いです。そういった物件は隣人トラブルが発生しやすく、また何か起こったときに管理会社の対応が期待できないケースがあります。
■この建物は誰が管理しているの?
部屋を借りるときには、誰がどのように管理しているのか聞いておきましょう。不動産会社を仲介して部屋を借りることが多いと思いますが、必ずしもその会社がその部屋を管理しているわけではありません。大家さんが管理をしていたり、管理会社が入っていることもあります。何かトラブルが起こったときに、どこにどう連絡・相談すればいいのか、あらかじめ聞いておくと安心です。
もし部屋を紹介してくれた不動産会社が管理まで請け負っているのであれば、契約の後もお付き合いが続きます。部屋探しのついでに「共有部の掃除や建物の手入れ等がどうなっているのか」「トラブルが起こったら、どんな対応をしてくれるのか」など質問し、管理の質を探ってみてもいいでしょう。
また、大家さんが管理をしている場合、どこに住んでいるのか、いつどうやって連絡をすればいいのかも聞いておきましょう。大家さんが管理をしていると、毎日営業している会社と違って、連絡がつきにくいというデメリットもあります。