終身医療保険(女性)の場合
女性の場合の終身医療保険についても、60歳払込みからみていきます。性別以外は男性の場合と同じ設定です。
男性の場合とよく似ていますが、特徴的な部分もあります。男性では合計保険料が10歳から55歳へ順に増えていきますが、女性は30歳や35歳より25歳で加入する方が僅かながら多くなっています。医療保険では、25歳前後の女性は出産等により給付金を支払うリスクが若干高いという前提で保険料を設定しているのかもしれません。次は、終身医療保険女性の終身払いです。
合計保険料が、女性の60歳払込みで見られた特徴と、男性の終身払いにみられた特徴を合体したような形になっています。10歳で加入した場合の174万円から徐々に増えて25歳では203万円になりますが、今度は35歳の193万円まで減っていきます。そして、再び50歳の199万円まで増えていき、50歳を過ぎるとまた減りはじめ、70歳では142万円になります。保険会社が支払う給付金リスクを考慮すると、こういう形になるようです。
合計保険料だけを見ると、2つの山の谷間になる35歳あたりは、比較的良いタイミングと言えます。
>>がん保険は医療保険とは違う傾向が