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南京/江蘇省(3ページ目)

南京は長江下流という肥沃な土地に恵まれ、古くから政治・経済の中心地をして栄えてきました。東呉、東晋、宋、斉、梁、陳、南唐、明といった王朝の都であり、北京、西安、洛陽と共に中国四大古都と称されています。ここではそんな歴史ある南京の魅力をたっぷりご紹介していきます。

鈴木 晶子

執筆者:鈴木 晶子

中国ガイド


南京の観光地

古都南京には見所が満載!一日3箇所を目安に、日程にあわせて「ここだけは見たい!」という場所を絞り込むのがポイントです!

中山陵(鐘山風景区内)

中山陵

木々茂る参堂を行くと孫文の眠る祭堂に着く (C)楊潔

中国の革命の父・孫文の陵墓。上空から眺めると全体が鐘の形をしており、広大な敷地は緑が溢れ美しい庭園のようです。孫文は陵園の一番奥の祭堂に眠っています。祭堂には高さ4.6メートルの孫文像が建っています。

<DATA>
中山陵
住所:鐘山風景区
TEL:025-8444-6111
入場:8:30~16:00(月曜は祭堂と墓室が閉鎖)
料金:無料(鐘山風景区フリーパス90元)

明孝陵(鐘山風景区内)

明孝陵

石造神道に並ぶ石獣は明代から残る貴重な歴史遺産 (C)王強

明孝陵は明朝を開いた朱元璋(洪武帝)と皇后の陵墓。30年余りの歳月を費やし1413年に完工しました。北京の明の十三陵とともに世界文化遺産に指定されています。多くの建築物は幾たびの戦火で破壊され、今は一部しか現存していませんが、長さ1.8キロ続く神道を守るように並ぶ石獣は当時の姿のまま残されています。

<DATA>
明孝陵
住所:鐘山風景区
TEL:025-8444-6111
入場:7:00~16:30
料金:70元(鐘山風景区フリーパス90元)

霊谷寺(鐘山風景区内)

霊谷寺

周囲を山で囲まれた霊谷寺。中山陵の東1.5キロのところにある

明朝初期に建設された仏教寺院。高さ60メートルを誇る霊谷塔と、梁を一本も使わずに作られた無梁殿は見ものです。

霊谷寺
住所:鐘山風景区
TEL:025-8444-6111
入場:7:00~16:30
料金:35元(鐘山風景区フリーパス90元)

美齢宮

明孝陵の南側に位置する蒋介石の官邸。蒋介石と妻である宋美齢がよく宿泊していたため美齢宮と呼ばれるようになりました。贅をつくした当時の様子を見学することができます。

■美齢宮
住所:玄武区中山陵9号
TEL:025-8662-6556
入場:4~10月7:30~17:30、11~3月8:00~17:00
料金:25元

中華門

南京中華門

南京防除の要として幾たびも戦火に見舞われた (C)王強

中華門は幅118メートル、奥行き128メートルという中国に現存する最大の城門。明朝初期に南京城の正門として作られました。城門の上からは南京の町が一望できます。

■中華門
住所:秦淮区中華門
TEL:025-8662-6556
入場:8:30~20:00
料金:25元
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