漁師料理の真髄を味わう
夕食時間の16:00が近づいてきたので、港へ戻ることにしましょう。あれ、店からお父さんが出てきましたよ。
なにやら網を担いで港に寄せられた船の方へ近づいていきます。
帰ってきたお父さんに駆け寄ると、網の中にはピチピチのイシダイが……。そうです! 今日の晩ご飯ですよ。
5000円の夕食をご紹介
・白エビの躍り食い
・タコの躍り食い
エビもタコも動いたままで口に放り込みます。
プリプリ、コリコリ。甘い! 新鮮そのものです。
さっきお父さんの網に入っていたやつです。
厚く切られた身は押し返すほどの弾力。一匹丸ごといただきます。
・白エビのカラ揚げ
火が通ると甘みが増します。やめられない、とまらない! ビールが進みます。
・ゆでカニ
割り方が分からなければ、お母さんにお願いしましょう。ジューシーな身がたっぷりつまっています。
・焼きカキ
小ぶりですが、味は濃い。お酒も注文してしまいましょう。
・カワハギの味噌汁
カワハギが一匹丸ごと入って、うま味があふれる贅沢な味噌汁。身もたっぷり付いています。
あ~お腹いっぱい! ごちそうさまでした!!!
余計な味付けはせず、魚の味を最大限にいかす男の料理。綺麗に飾られた舟盛りも出てきません。無口なお父さんですが、「漁師料理とはこういうことなのだ!」というからメッセージが、ビジビジと伝わってくるようです。
食べきれなかったら無理をせずに、お母さんへお願いして皿にまとめてラップをかけてもらいましょう。部屋に戻れば、冷蔵庫、レンジ、皿や箸、何でも揃うので、二次会の肴にするもよし。翌朝の朝食にもなります。お母さんが白飯のオニギリを握ってくれますよ。