マンション物件選びのポイント/マンションの性能・耐久性

家庭でできる冬の節電 住まい・マンション篇(2ページ目)

夏場に続きこの冬も節電が必要です。冬の節電のポイントは、各家庭の節電が全体に大きな影響を与えることと、電力消費のピーク時間帯が朝と夕方以降になるということ。これらを踏まえ冬の節電の鉄則「無理のない範囲で」節電対策を取り入れていきましょう。

井上 恵子

執筆者:井上 恵子

住まいの性能・安全ガイド

暖房器具の節電方法

少し寒く感じた時はセーターやカーディガン、ひざかけ一枚でも体感温度が高くなります

少し寒く感じた時はセーターやカーディガン、ひざかけ一枚でも体感温度が高くなります。

エアコンを効率的に使うことで節電効果を高めることができます。

・冬の暖房時は室温設定は20℃を目安に、必要な時だけつける。
・エアコンから出る暖かい空気は上昇するため吹き出し口は下に向け、扇風機やサーキュレーターを天井方向にかけ、暖かい空気をかき混ぜ部屋全体を暖かくする。
・室内の熱の半分は窓から出ていく。窓には厚手で床まで届く長いカーテンを掛ける。
・なるべく同じ部屋に集まって、暖房を行う部屋数を減らす。
・エアコンのフィルターは2週間に1回程度掃除する。
・寒いと思ったらセーターやカーディガンを羽織る。
 (セーターを一枚着込むと2℃体感温度が上昇)
・足元の寒さ対策に電気こたつを活用する。こたつの上掛けは2枚にし、敷布団の下には熱を逃さないためにアルミ製の断熱マットなどを敷く。こたつとの併用でエアコンの設定温度を控えめにする。

 

照明器具の節電方法

・だれもいない部屋の照明はこまめに消す。
・白熱電球を電球型蛍光ランプや電球型LEDランプに変える。
 白熱電球を電球型蛍光ランプに変更→消費電力1/4以下、寿命6倍
 白熱電球をLED電球に変更→ 消費電力1/7、寿命40,000時間
・屋外照明や門灯は、防犯や安全上支障がない範囲で消す。

次のページではマンション共用部の節電方法をお伝えします。
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