夫、妻がつかず離れずでいられるスペースが円満の秘訣
ガーデニングを楽しんだり、ガーデンを眺めながらのカフェスペースもマイスペースになります。
子どものいない夫婦には、緩やかな個人主義を大切にする傾向があります。お互いの仕事や趣味を尊重することでより良いパートナーシップを築いていこうとするからです。そのために寝室以外に、自分の部屋とまではいかなくても、マイスペースを確保したいという要望が多いのです。1LDKならLDKの片隅をマイスペース化できる間取り、予算が許せば2LDKにして1部屋を互いの仕事部屋にする、更に金銭的余裕があれば3LDKにして、2人がそれぞれ自室を持つことができます。つかず離れずの空間が夫婦円満の秘訣かもしれません。そして3LDKともなると、ひとり家族とは異なり、一戸建ても有力な選択肢となってきます。
そして借りるか、持つかです。子どもを持たない共働きのふたり家族は、借りるも買うも自由に選択できるでしょう。住みたい家があり、それが賃貸マンションなら借りればいいし、分譲マンションであれば買うという選択です。もちろん、一戸建てでも。いずれにおいても予算の許す範囲ではありますが、子どものいない夫婦共働きの家計が一般的には可処分所得が高く、雇用リスクもヘッジできるため、長期の住宅ローン返済にも耐えやすい条件が整っています。したがって都心・郊外、マンション・一戸建て、賃貸・持ち家いずれも選択の幅は広いといえるでしょう。
次回は、子どもを持つ予定のあるふたり家族をみていきましょう。
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