大阪府各市町村の助成内容
安心して遊べる自治体はどこかな!?
各市町村の助成内容は、2012年12月21日にホームページで確認したものです。助成内容ごとにグループ分けしてみました。なお、医療費助成の内容が確認できなかった(または記載箇所に辿り着けなかった)場合は不明としています。
■Aグループ(通院も入院も中学3年まで/所得制限なし)
堺市
前回は通院入院共に小学校就学までで、所得制限もありましたが、現在は大阪府内で唯一、所得制限なしで通院も入院も中学3年まで対象にしています。
■Bグループ(通院も入院も中学3年まで/所得制限有り)
能勢町
通院も入院も中学3年まで対象にしているのは、堺市と能勢町だけです。ただ、能勢町には所得制限があります。能勢町の子どもへの医療費助成の取り組みは、府内の他の市町村より常に先を行っているようです。
■Cグループ(通院は小学6年まで/入院は中学3年まで/所得制限は不明)
千早赤阪村
前回は通院入院共に小学校就学まででしたが、この3年半で助成対象が大きく拡大しています。
■Dグループ(通院も入院も小学6年まで/所得制限なしor不明)
寝屋川市、富田林市
寝屋川市も富田林市も、前回の通院入院共に小学校就学までから小学6年へ拡大しています。所得制限は寝屋川市がなくなり、富田林市は不明です。
■Eグループ(通院も入院も小学3年まで/所得制限有りor不明)
茨木市、田尻町
前回と比べて、茨木市は通院入院共に小学1年までから小学3年までに拡大し、田尻町は小学校就学までから小学3年までに拡大しています。所得制限は茨木市が有り、田尻町は不明です。
■Fグループ(通院は小学校就学まで/入院は中学3年まで/所得制限なし)
摂津市
入院の医療費助成が小学校就学までから中学3年までへ9年も拡大しました。所得制限がないのはやはりポイントが高いです。
■Gグループ(通院は小学校就学まで/入院は中学3年まで/所得制限有りor不明)
大阪市、守口市、東大阪市、太子町、大阪狭山市、河内長野市
大阪市は北区のHPで確認しました。橋下新市長になった大阪市は、前回の通院が小学校就学まで入院が小学3年までから、入院が中学3年までへ拡大しました。ただ、3歳からの所得制限は残ったままです。府内では平均的な助成内容ですが、東京23区等と比べるとかなり見劣りします。財政再建しながらも、子育て支援としての医療費助成の拡大を期待しましょう。前回は通院は2歳まで入院は小学校就学までで所得制限有りと市独自の上乗せが何もなかった守口市が、この3年で随分と頑張っています。東大阪市と太子町、河内長野市は入院が小学校就学までから中学3年までへ拡大し、大阪狭山市は入院が小学6年までから中学3年までへ拡大しています。
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